NATIONAL STYLE-0 2011
EX+++ OHC ¥220,000 SOLD
2011年製のSTYLE-0です。ナショナルリゾネイターギターを代表する、シングルコーン、ブラスボディー、ニッケルプレート、ハワイアンシーンがサンドブラストで描かれた人気モデルです。
ナショナル・リゾネイターギターは一世紀近い歴史があり、1926年にカリフォルニアで製作が始まりました。トライコーンやビスキットコーン等、独自の音響構造を開発、ドブロ社と人気を二分するリゾネイターギターのメジャーブランドです。ドブロはカントリー、ロック、ブルースと幅広い層に好まれますが、ナショナルはブルース系のミュージシャンの人気が高いと言われてます。1988年に再生産が始まり、現在でもリゾネイターギターのトップブランドとして継続的に活動しています。
今回のSTYLE-0は2011年製、カルフォルニアのワークショップで製作されました。ボディーはブラスにニッケルプレート、シングルビスキットコーン、サンバーストカラーで仕上げられたハードロックメイプルのラウンドネック、エボニー指板、スロッテッドヘッドで3連オープンバックペグが装着されてます。
ブラスボディーをニッケルメッキで仕上げてあり、ボディーはアロハ諸島の海岸の夕日に沈む太陽とヤシの木が描かれれたハワイアン・シーンです。
ナット幅:46o(実測)、スケールは25インチ(635o)、スライドプレーメインで演奏すべく、12フレット上の弦高は6弦:3.5o、1弦:2.8oです。指板面のカーブが少なく、スライドプレーをメインに押弦しても弾けるセットです。弦高はブリッジ溝を削れば下げる事も可能です。
セッティングの影響と思いますが、かなり野太いサウンド、ボリュームタップリに響きます。ブラスボディーは、スチールボディーの荒い鉄板のような粗雑なニュアンスではなく、大きい音でも比較的、耳心地の良い音色で、高音は深みとリバーブ感があり、低音は芯の太いパワフルサウンドです。
ボディーはニッケルメッキ独特のくすみや使用感がみられます。ネックヒールに僅かな塗装剥がれの痕があり、タッチアップしています。ヘッドトップの角面もアテキズをタッチアップしています。
ボディーバックのボトム近くに凹みがあります。裏側なので演奏時はそれほど気にならないと思います。ネックバック、指板面は綺麗です。渋いブルースやロックっぽいスライドプレーに大変、マッチします。
2023年現在、USのメーカーリストプライスは$5000.00となっています。日本円(140円)で換算すると¥700.000となります。新品楽器は受注生産となっており、納期は8〜10か月とUSオフィシャルページに記載されています。
オリジナルハードケース付き。格安プライスですので、お探しの方にオススメです。
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