KALAMAZOO KG-14 1936
EX+++ HC ¥660,000 コメント追加しました!

GIBSONカラマズー工場で制作されていたブルースキングスタイルのコンパクトモデルです。
L-00とは兄弟モデルですが、現在L-00が130万円以上のプライスが付きますので、半額で入手出来るこの楽器はかなりお買い得感があります。
KALAMAZOOのフラットトップモデルは、ギブソンの廉価モデルとして1933年から1942年まで制作されていました。その後40年代後期や60年代にもわずかに制作されています。
廉価モデルとは言え、ギブソン工場のラインで製作されており、ギブソンテイスト満載の味のある楽器です。
今回のKG-14はギブソンL-00と同じボディーデザインでラダーブレイシングで製作されています。資料によると1936年から40年まで制作されていますが制作数とかは不明です。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、マホガニーネック、ハカランダ指板、ハカランダブリッジです。
ペグはオリジナルオープンバックでトルクムラはありますがチューニングは問題ありません。
当店入荷後にネック、フレット調整、サドル交換していますので、弾き易くバランスの良いセッティングとなっています。
もともとトップにわずかなアーチが付いているモデルですが、ブリッジ下部分に若干の膨らみがあります。もちろん、わずかな経年変化ですので、ブレイシングの剥がれや弦高に影響するようなものではありません。
ピックガードまわりにピックキズが目立ちます。
塗装状態はかなり綺麗で、演奏で出来たキズはそれなりにありますが、年代から見て大変良いコンディションです。
ナット部幅44.0ミリ程度のVシェイプグリップの太目ネックです。
ネックは真っ直ぐに調整済みです。
12フレット上で6弦2.5ミリ、1弦1.6ミリ程度で、ハイポジションまで弾き易いと思います。
枯れた乾いた感じのトーンで、軽快でシンプルな鳴りがとっても雰囲気があります。
チープな感じではありますが、ビンテージギブソンらしい泥臭さと深みと味があります。
指弾きでブルースやラグタイムっぽい演奏が似合いますが、オープンチューニングでの切ない雰囲気の音、スライドとかも何とも言えない渋さがあります。
弾き易くメンテナンスの行き届いたお買い得品だと思います。
アメリカから紙製ソフトシェルケースに入ってきましたが、使えない状態でしたので、汎用のハードケースを用意しました。

KALAMAZOO KG 14 1936 動画紹介!

出張買取はじめました!お気軽にご相談ください!




MENUに戻る
ウッドマンお茶の水店
東京都千代田区神田小川町2-10宇野ビル2F
03-5283-3422
メールはコチラ
AM11:00〜PM8:00
毎週水曜定休
地図