C.S.BETH BC-L5
NEW OHC ¥825,000
ロイドロアーの手で制作された16インチL-5を再現したモデルです。
細部まで丁寧に精巧に作り込まれた素晴らしい仕上がりの楽器です。
C.S.BETHブランドの楽器を制作されているのは田中智子氏です。
WEDEマンドリンを制作されているルシアー上田氏のもとで楽器制作、リペアーを学び、数々の展示会にも出品されて来ました。アメリカIBMAで多くのミュージシャンや制作家の影響を受けて、現在は自身の工房での制作とWADE工房とで仕事をされています。
今回のL-5モデルは、1922年にギブソン社でF-5マンドリン、L-5ギター等を制作したロイドロアーの楽器を再現したモデルです。
USA MANDOLIN CENTRAL のトニーウィリアムズ氏にお願いして、彼が所有している1924年製GIBSON L-5 を細部まで計測していただき、そのデータと画像を元に制作されています。
特にこだわり箇所としてはバック素材をメイプルではなく当時と同じバーチ材(板目)を使用しています。ヴァージトーンシステムを装着、スプレーを使わずにハンドラブドで着色、セラックバーニッシュ仕上で当時の風合いに近い雰囲気のある楽器です。
ボディーサイズは16インチで、後年の17インチボディーL-5よりもクリーンな感じで芯のしっかりとした感じです。
トップはアディロンダックスプルース、サイド、バックはバーチ、美しいトラ目メイプル1ピースネック、エボニー指板、エボニーブリッジです。
当時のオリジナル風のアンティークスタイルのペグを逆巻きでセットしています。
ナット部幅43.0ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
指板のアールは現在のギブソンよりもフラットな感じで、持った感じは数値よりも気持ち太く感じます。
12フレット上で6弦1.9ミリ、1弦1.4ミリ程度でセットしています。
硬いピックで強く弾くには、もう少し高くセットしたほうがより馬力感が出ます。アジャスタブルブリッジですので、お好みで簡単に調整出来ます。
芯のしっかりとした立ち上がりの良いトーンで、バージトーン効果だと思いますが、独特な響きとリバーブ感のあるサスティーンがあります。
メイプルボディーのようなメリハリ感よりも、まとまりの良い粒立ちでハイポジションまでバランスの良いサウンドです。
繊細なタッチのクリーンな感じから、切れの良いカッティングトーンまで派手に鳴りすぎない味のあるサウンドです。
未使用新品のアーチトップですので、今後弾いていくとかなり野太いパワフルな鳴りが出てくると思います。
製作者のこだわりが感じられる質の高い楽器ですね。
専用サイズハードケース付きです。
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