GIBSON L-7 1946
EX+++ HC ¥660,000 動画追加しました!
レスポンスの良い芯のしっかりしたパワフルな鳴り、枯れたトーンの17インチフルサイズアーチトップアコースティック、1946年ビンテージです。
40年代中期スペックで、プリウォーと呼ばれる1945年までの楽器とほぼ同じスペックで、軽快で乾いた感じながら量感のある鳴りの良い楽器です。
L-7は1932年に16インチサイズで発売開始され、その後1934年には17インチフルボディーへとスケールアップして1956年にカタログから消え、カッタウェイモデルへとバトンタッチします。
今回の楽器は1946年で、スクリプトロゴのかなり状態の良い稀少な楽器です。
トップはスプルース単板削り出し、サイド、バックはメイプルで濃いブラウン仕上げですがよく見るとトラ目の美しい木目の材が使われています。
指板はハカランダ、パラレログラムインレイです。
ペグはグローバー製キーストーンタイプに交換済みで、動作はスムーズです。
ピックガードは交換済みで、テイルピースはオリジナルと同じ形状のリイシューものに交換されています。
オリジナルハカランダ製アジャスタブルブリッジで、上下ともに動作は問題ありません。
ナット交換、リフレットのうえ再調整済みで弾き易くセットしています。
年代相応に焼けて渋い色合い、ウェザーチェックがバリバリあります。トップ右Fホール下にクラックの補修があります。トップ左下部に数本のヘアラインクラックっぽい補修がありますが、こちらは内部まで達していません。
補修部分にオーバースプレイがありますが、全体に綺麗なオリジナルフィニッシュです。塗装面の艶も綺麗に残っていて、ウェザーチェックはバリバリながら綺麗なコンディションです。
ナット部幅43.3ミリ程度の気持ち太目のレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上で6弦2.0ミリ、1弦1.5ミリでセットしています。
かなり低いですが通常の演奏でビレや音詰まり感はありません。もう少し高くセットしたほうが、より抜けの良いトーンになりパワフルさも出ますが、このくらいが弾き易くてお勧めです。
この低いセットでも充分なパワフル感があり、しかもハイポジションまでメッチャクチャスムーズでバランスの良さがあります。
低いアクションでハイポジションまで多用するジャズっぽいフレーズやソロの演奏にもピッチバランスが良く弾き易いです。
アジャスタブルブリッジですので、もう少し上げてスライドとかにも良いですね。
芯のしっかりとした立ち上がりの良いトーンでいて枯れた暖かみのある豊かさがあります。
高音の粒立ちの良い一音一音の輪郭がクリアーな感じと、力のある箱鳴り感がとっても良い感じです。
ロック、ブルース、ジャズと、この楽器にしかない表現力がありますね。
80年近い経年が信じられないくらい綺麗な極上品です。アコースティックとしてはもちろん、ディアルモンドピックアップとかをセットしても良いですね。
汎用の専用サイズハードケース付きです。
GIBSON L 7 1946 動画紹介!
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