GUILD F-47 1964
EX- HC ¥330,000 SOLD
なかなか見ることの出来ない60年代初期スペックのF-47です。
16インチ幅ながらクビレが大きく抱えやすいサイズでいて豊かな鳴りが特徴の楽器です。
渋く焼けた色合い、それなりに経年変化もキズも多く貫禄のあるルックスです。
もともとギルド社はニューヨークの楽器ディーラーでしたが1956年エピホンがギブソンに買収されてカラマズーに移転するときに残った工員さんや機材を引き継いでギルドブランドで楽器を制作しはじめています。
事業は拡大してニュージャージーに工場を建立、数々の楽器をリリースしてきました。特に1970年代にはマーチン、ギブソン、フェンダーに並ぶブランドとして高い人気を博しました。
しかし、1980年代中期には経営が困難になり会社を売却、その後再建できずフェンダー社の傘下に、さらにフェンダー社は事業を売却、現在はほわずかにアメリカでも制作していますが、ほとんどの楽器を中国で制作するようになっています。
F-47は1963年から制作が始まり、モデルチェンジを経て1976年まで制作されています。
今回の楽器は1964年製で、かなり初期の時代の楽器です。
ギルドらしいタイトでバリッとしたワイルドな鳴りでいて、枯れたこなれ感のある暖かみも感じるビンテージサウンドです。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、ハカランダ指板、ハカランダブリッジです。
ペグは新しいグローバー102Cに交換済みで、動作はスムーズです。
ナット交換、リフレット、サドル交換のうえネック角度再調整済みで弾き易くセットしています。
トップピックガードあたりが、ピックガードの経年変化で少し反って波打った感じになっています。70年以上経過してこのくらいですので、これ以上変形する心配は無いと思います。もちろん、音や強度への影響はありません。
ナット部幅42.5ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドには余裕があって真っ直ぐにセットしています。
12フレット上で6弦2.4ミリ、1弦1.7ミリ程度で弾き易く、スムーズな演奏性にセットしています。
ネック角度リセット調整していますおで、この低目のアクションでもサドルの高さがしっかりとあり、テンション感もあります。
低いアクションながらしっかりと鳴り、ビレや音つまり感も感じません。
メリハリ感のあるやや荒いトーンでボリュームがあります。
枯れた立ち上がりの良い大味な箱鳴り、粒立ちが良くブライトでエッジの効いたトーンでいてギラギラすることも無く、自然で豊かな鳴りの音の良い楽器です。
少し渋いフィンガーでの演奏にも味があってカッコ良いです。
もちろん、フラットピックでのストロークとかではワイルドな鳴りがあって楽しめる楽器です。
渋く色焼けして飴色から茶色っぽく変色していて貫禄があります。それなりに全体にキズもありますが大きなダメージや割れとかはありません。
ビンテージならではの音の良いお勧め品です。
汎用のプラスティックハードケース付きです。
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