MARTIN D-45 1975
EX+++ OHC ¥2,530,000 SOLD

グローバーペグ、ブルーケースの1970年代中期モデルD-45です。
華やかで美しいトーン、豊かでいて腰のある箱鳴り、まさにキングオブマーチンと言う呼称にふさわしい素晴らしい楽器です。
適度に焼けたゴールデンブロンドとも呼ばれる美しい色合いも本当に素敵です。
D-45は1933年にジーンオートリーのために制作、その後アーチストのオーダーで1942年まで制作されました。現在、このオリジナルは1億とも言われる超プレミアムギターとなっています。
1968年にマイクロングワース氏の手で再生産が始まり、現在もマーチンを代表するモデルとして高い人気があります。
1968年の再生産にあたって、2本のプロトタイプが制作されましたが、そのうちの1本は当店で展示しています。
再生産初期のD-45はサイドバックがハカランダで制作されていて、1970年にインディアンローズウッドに変更、さらにジャーマンスプルーストップも1974年からシトカスプルースに変更されます。
今回の楽器は1975年製で、ローズウッド、シトカスプルースとなりますが、当時最高峰モデルらしく厳選された美しい材が使われていて、渋く色焼けした感じが金髪になぞらえてゴールデンブロンドとも呼ばれる深みのある感じになっています。
見た目の素晴らしさはもちろん、その華やかで粒立ちの美しい、それでいて力のあるサウンドはこの当時のビンテージにしか味わえない魅力です。
トップはスプルース、サイド、バックはローズウッド、エボニー指板、エボニーブリッジです。
ピックガードはオリジナル同様のアンダーラッカー風のもので交換済み、マーチンクラックはありません。
ペグはオリジナルグローバー102ゴールドで、ややメッキが褪せていますが動作はスムーズです。
ブリッジサドルがオリジナルよりもやや太いものに加工されていて、ピッチ調性されています。
ナット交換、リフレット済みでフレットは擦り合わせ調整済みでオリジナルよりも気持ち低目ですが、演奏性にはほぼ影響はありません。
大変綺麗なコンディションで、表面的なキズ、ウェザーチェックはありますが、ピカピカの極上コンディションです。
渋く焼けた色合いが良い感じで、ソリッドアバロンならではの渋い輝きも良い感じです。
ナット部幅42.4ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
真っ直ぐに調整済みで、ハイポジションまで弾き易くセットしています。
12フレット上で6弦2.4ミリ、1弦1.7ミリ程度でセットしています。
やや低目ですが通常の演奏で音詰まりやビレ感はありません。
しっかりと腰のある箱鳴り、艶やかで粒立ちの美しい高音の響きが大変良い感じです。
ミディアムくらいのやや柔らか目のピックでストロークした時の鈴鳴りとも称されるD-45ならではのサウンドが一番の魅力です。もちろん、指弾きでも艶やかな粒立ち感が気持ち良く響きます。
音の良さ、ルックスの良さともに大変魅力的な楽器ですね。
オリジナルブルーケース付きです。

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