GIBSON J-45 CS 1960頃
EX- HC ¥825,000 SOLD 動画追加しました!

薄いラージガード、セラミックアジャスタブルサドルの1960年スペックJ-45です。ほぼ50年代後期と同じ構造ですが、色がチェリーサンバーストに変更になり、ネックグリップがわずかに薄く作られています。
50年代後期J-45同様、ワイルド荒っぽい爆鳴りと称されるサウンドが魅力です。
今回の楽器は、かなり使用感があり。キズが目立ち、さらにあまり綺麗では無いタッチアップ補修がされていて、決して綺麗な楽器ではありませんが、それだけに弾き込まれた楽器ならではのこなれた感じの豊かな鳴りがあります。
こういう見た目も、歴代のオーナーさんが使い込んで来たことが伺われるギブソンビンテージらしい味だと思えば、かえって魅力の一部ではないでしょうか。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、ハカランダ指板、ハカランダブリッジ、セラミックサドルです。
ペグはクルーソン3連1ラインですので、オリジナルだと思われますが、他のペグを付けた跡があり、ヘッドトップ部分がチップした補修があります。
ヘッド右上にはシーム部分の剥がれを補修した跡があり、あまり美しい仕上がりではありません。
もともと濃いチェリーサンバーストですが渋くフェイドして細かくウェザーチェックが入り貫禄のある色合いになっています。
トップ左上指板横やピックガード1弦側、サウンドホール周り、ピックガード下部分がピックによって削られていて、その上にあまり綺麗では無いタッチアップ補修がされています。
ネックバックや全体にもキズは多めで、かなりワイルドなルックスながら、木部の割れや変形はありませんので、見た目の割に状態は悪くありません。
ナット交換、リフレット調整、サドルもオリジナル同様のセラミック製に交換セットアップしてあります。
ナット部幅42.2ミリ程度の少し薄めのレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.5ミリ程度で、低めで弾き易くセットにしています。
アジャストサドルは上下ともに余裕がありますので、実際にはもう少し高くセットしたほうがこの楽器らしいワイルドさが出ますが、弾き易い現在の状態がバランスが良いと思います。
レスポンスが圧倒的に良く、爆鳴り感があり、実際の音量以上に鳴っている感のある楽器です。
ジャキジャキとした切れの良いブライトでいて荒っぽい感じのトーンで、高音は硬質な感じで、立ち上がりが良く芯のあるサウンドです。ハイポジションでもしっかりと抜けるメリハリ感があります。
中低音は太く荒っぽい感じで、強めのタッチで弾いたときのパワフルで雑な感じは、この年代のビンテージならではの魅力です。
ビンテージギブソンならではの魅力あふれるサウンドですが、見た目がワイルドなせいで、相場よりもかなり安く出せました。
実際に演奏されるプレイヤーの方には圧倒的にお勧め品です。
汎用の新しいサーモプラステックハードケース付きです。

GIBSON J 45 CS 1960s 動画紹介!

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