MARTIN F-55 1962
EX- HC ¥440,000

非常に珍しいMartin製シン・ボディのフルアコースティック・モデルF-55の入荷です。
こちらのモデルは、Martin社がエレクトリックギター市場に挑戦していたごく短い時期に製造された、非常にレアなエレクトリックギターです。当時は、シングル・カッタウェイ&1PU仕様の「F-50」、ダブル・カッタウェイ&2PU仕様の「F-65」、そして今回入荷したシングル・カッタウェイ&2PU仕様の「F-55」の3機種が発売されました。しかし、人気が出なかったためか、わずか4年後の1965年には生産終了となり、非常に短命に終わったレアなモデルです。
ボディはラミネイト・メイプル、ネックはマホガニー、指板はハカランダを採用。
ピックアップはオリジナルのDeArmondが2基マウントされています。
ブリッジと台座はアクリル製と、ヴィブラート付きに採用されるアルミ製がありますが、今回台座がエボニでブリッジがグレッチ製と思われるバーブリッジに交換されております。その他ではリアのトーンノブが交換されております。
ガンガン使われてきた楽器らしくアテキズ・スリキズ・バックルキズ多く見られ、塗装負けや塗装ハガレも所々に見られます。実用で使用に支障が出るようなダメージはなく、当面はこのまま問題なくご使用いただけるコンディションです。
ネック裏はリフィニッシュされており、ブラックライトで確認してもクラックの跡は確認されません。
ネックはストレートで、コンディションは良好。フレットも高さが残っており、演奏性は良好です。
ナット幅は42oでグリップはCシェイプでハイポジションまでさほど太くならないネックです。トラスロッドはアコースティック同様、Tバースティールで調整はできません。
本来装備されているウッドブリッジより明るくパキッとしたブライトで歯切れの良いサウンドになります。
ヴィブラート用のアルミブリッジや透明のアクリルブリッジより腰の据わった、太く粘りのある音色となっており、サステインも向上していて、フルアコらしい空気感とウォームさも兼ね備えています。
ロックでギターソロをガンガン弾くスタイルというよりは、ブルースやジャズ・ギター・ボーカルスタイルにぴったり。ルックス面でも非常に魅力的です。
ほとんど見かけない希少モデルで、滅多に入荷することはありません。お探しの方はぜひこの機会にご検討ください。
重量:2.76kg 当時の古いハードケース付きです。

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