K.YAIRI DY-35 1989
EX+++ HC ¥110,000

K.YAIRIは1935年創業、先代の矢入一男氏が1962年に岐阜県可児市に工房を構え、1970年代のフォークソング・ムーブメントにより、数多くのアコースティックギターを自社工場で製作、多くのトップミュージシャンに愛用されました。輸出用ブランドのアルバレズYAIRIも海外で一躍人気となり、1980年代には世界的なブランドに成長します。
今から36年前に製作された1989年製のDY-35ですが、マーチンスタイルのDYシリーズは単板構造を売りにしており、DY-18.28.35.41.45をラインナップしていました。
DY-35は当時のアマチュアギタリストの羨望の的だったマーチンD-35をモチーフに製作されています。
ボディートップはスプルース単板、サイドバックはローズウッド単板の3ピースバック、マホガニーネック、エボニーの指板とブリッジです。ピックガードは当時のオリジナルピックガードで、ヤイリギターのロゴも刻まれています。ローズウッドのブリッジプレート、ノンスキャロップブレイシング構造、ナット幅は42mmです。
ペグはグローバー製のロトマティックが搭載され、ペグの動作はスムーズです。
新品時から36年も経過しており、実用で使われてきた楽器ですので、ボディートップの色ヤケ、ピックガードにストロークキズ、使用にともなうウチキズやスリキズ、ヒッカキキズが点在しています。ボディーのサイドバックにも服のボタンでついたスリキズがあります。またボディのサイドバックが経年変化により白濁しており、バック中央の下部に12pほどのクラックがあります。パッチ当て修理はなく、タイトボンドによる接着は施されています。ネック裏も塗装の白濁があります。
弦高は12フレット上で6弦:2.5mm、1弦:1.8mmで、トラスロッドも機能し、フレット高さもありますが、サドルしろは低めです。
煌びやかで抜けの良いやや硬質なニュアンスと3ピースローズウッドボディーのふくよかで芯のある音色を楽しめます。しっかり音量もあって、この先、オールマイティーに長く使えるモデルです。
バランスも良く、ルックス、演奏性、音色はもちろん、コストパフォーマンスの高いジャパンビンテージです。バックにクラックありのため、お買い得プライスです!
付属品は汎用のハードケース付きです。

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