GIBSON ES-335 TD SB 1964
EX+++ OHC ¥4,950,000
Gibson ES-335(ES = Electric Spanish)は1958年に登場。従来のフルアコースティックギターに、ハウリング対策でボディ中央にメイプルのセンターブロックを入れた世界初のセミアコースティック・ギターとしてリリースされました。フルアコとソリッドボディ双方の魅力を兼ね備えた音色で様々なジャンルの音楽に使用される、現代まで高い人気を誇るGIBSONの代表的なモデルのひとつです。
今回入荷の1964年モデルは、ブロック・インレイのレギュラーネック、1963年頃までのミッキーマウス型より少し尖ったホーン形状にショートピックガード、リアピックアップ部分がコの字にくり抜かれたセンターブロック、ステッカーナンバードPAFが主な特徴になります。
ボディはメイプル、マホガニーネック、指板はハカランダ、ステッカーナンバードPAFが2基搭載されています。フロントPUはカバーを外した形跡があり、リアPUはカバーがゴールドへ交換され、メッキが剥がされています。またエスカッションのネジは全て交換されております。コンデンサーはブラックビューティーでサーキットはフルオリジナルコンディションです。ペグは2コブ、シングルラインのKLUSON DELUXEで4弦が若干曲がってますが、全体的に動作はスムーズです。ブリッジのABR-1のサドルは交換されております。
古い楽器らしくウェザーチェックはしっかり入っております。また指板には長年の使用によって爪でえぐれた浅めの凹みがローポジションメインに少しあります。ピックガードのステーを止めるブロック部分の上に経年変化でうっすら凹みがあります。ネック裏の塗装の薄くなっていたり、剥げていたりしますが演奏のストレスになる程ではないと思います。この年代の実際使用されてきた楽器としては、比較的綺麗ですがバックルキズ、その他小傷はそれなりにあります。
ネックは良好なコンディションが保たれており、トラスロッドもしっかりと機能しております。ナットは底面に下駄があり底上げされて、フレットは交換されいます。フレットの高さは十分残っており演奏性も良好です。1963年以前のスリムテーパー・ネックと比較するとふっくらした印象で、現在のレギュラーネックにより近い雰囲気です。
反応よく音が立ち上がり、長い年月を経たセミアコらしい枯れたエアー感ながら芯があり、太く艶やかで暖かみのあるサウンドです。良く枯れた芯のあるサウンドは、どんなジャンルの音楽にも対応できる懐の深さがあります。市場でもなかなか出物が少なく、価格も年々高騰し続けているモデルです。お探しだった方は、このチャンスをお見逃しなく!
重量:3.47KG オリジナル・ハードケース付きです。
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