K,YAIRI DY-28 1975
EX+++ HC ¥137,500

K.YAIRIは1935年創業、先代の矢入一男氏が1962年に岐阜県可児市に工房を構え、1970年代のフォークソング・ムーブメントにより、数多くのアコースティックギターを自社工場で製作、多くのトップミュージシャンに愛用されました。輸出用ブランドのアルバレズYAIRIも海外で一躍人気となり、1980年代には世界的なブランドに成長します。
今からちょうど50年前に製作された1975年製のDY-28、この時期にDYシリーズ誕生しマーチンのドレッドノートスタイルをモチーフに単板構造を売りしていました。ラインナップもDY-18.28.35.41.45をラインナップしていました。
DY-28の当時の定価は¥90.000、最上級のDY-45は定価¥200.000となっていました。単板構造の本格的な作り込みの楽器が定価¥90.000と聞くと格安に思いますが、現在の貨幣価値とは3倍近く違うと言われる時代の話ですので納得できます。
DY-28は当時のアマチュアギタリストの羨望の的だったマーチンD-28をモチーフに製作されています。
ボディートップはスプルース単板(カタログでは"または最高級エゾ松単板"とも記載)、サイドバックはローズウッド単板、マホガニーネック、エボニーの指板とブリッジです。ピックガードはブラックのティアドロップ型のピックガード、メイプルのブリッジプレート、ノンスキャロップブレイシング構造です。
オリジナルのグローバー102C・ロトマチックペグで、くすみがありますが動作はスムーズです。
新品時から50年も経過しており、実用で使われてきた楽器ですが年数から見て綺麗なコンディションかと思います。白濁はサイド若干ありますが気にならない程度で、経年変化によるボディートップの色ヤケ、トップにヒッカキキズやアテキズが点在し、バックの左上側に目立つスリキズがありますが、木部のクラックなど大きなダメージがない年式からみて綺麗なコンディションです。
ナット幅:43o(実測)、調整も行き届いており弾きやすくセットアップされています。
12フレット上の弦高は6弦:2.6o、1弦:1.8o、ストロークでも指弾きでも演奏性良いアクションです。サドルしろは若干低めですが、フレット山も残っておりますので、当面はメンテナンスフリーでお使い頂けます。
ローズウッドボディーの深みと芯のある音色を楽しめます。しっかり音量もあって、まだまだこの先、オールマイティーに長く使えるモデルです。
アジャストロッドは固着しており、締めしろはいっぱい気味ですが、ネックは真っすぐ良好ですので、将来的な心配は少ないと思います。
抜けの良いやや硬質なニュアンスの抜けの良いサウンド、音量感もあり低音〜高音までバランス良く、ルックス、演奏性、音色はもちろん、コストパフォーマンスの高いジャパンビンテージです。
お探しの方にオススメします。
付属品は汎用のハードケース付きです。

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