GUILD D-35 NT 1979
EX+++ OHC ¥231,000
ジャキッとパワフルな鳴りの人気の高い70年代後期スペックのD-35です。
ギルドは、もともとニューヨークの楽器商でしたが、エピホンがギブソン社に吸収合併したときに残った職人たちが工場の設備を引き取ってギターメーカーとしてはじまりました。1980年代まではマーチン、ギブソンと並ぶ人気ブランドで、著名なアーティストが多数使っていて、高い人気の楽器でした。しかし1986年に経営を売却、その後親会社がいくつか変わり、工場移転が続き、メインのモデルは中国製になってしまいました。近年、アメリカで再生産されるようになりましたが、80年代までのビンテージとは別物の楽器です。
D-35は、1968年にBLUGRASS D-35として発売されました。1973年にはモデルチェンジしてそれまでの軽快な感じから、より重さを感じるハードな鳴りが特徴です。
今回の楽器は1979年製で、楽器自体の重量も重めで、鳴りもしっかりとしたパワフルな感じです。
トップはスプルース、サイドバックはマホガニーです。マホガニーネック、ローズウッド指板、ブリッジはハカランダです。
GUILD刻印のシャーラーロトマチックペグで動作はスムーズです。
ナット、サドル交換済み、リフレット調整済みです。
渋く飴色から茶色に見えるくらいに焼けて、細かなウェザーチェックはバリバリです。小キズはそれなりありますが、年式の割には綺麗です。
ナット部分巾42.6ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
真っ直ぐに調整済みで、アジャストロッドにも余裕があります。
弦高は12フレット上で6弦2.2ミリ1弦1.5ミリと低めですが、テンションのあるギルドですので、このくらいでもパワフルでダイナミックな鳴りがあります。
ジャリーン、バリバリっとエッジの効いたサウンドでしっかり感があり、やや荒っぽいトーンで鳴ります。
繊細なタッチでもボリュームがあり、ジャキジャキし過ぎるくらエッジの効いたトーンです。低音はやや荒い感じながら豊かな量感があります。
1970年代当時はマーチンとギブソンの中間くらいの音色と言われたこともありますが、どちらとも違う個性的なタイトでパワフルなサウンドです。
ケースは古い当時のオリジナルハードケースで、かなり丈夫です。
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