GIBSON L-0 1929
VG+ HC ¥1,188,000
フラットトップL-1の発売と同時にリリースされたモデルで、基本デザインはL-1と同じでいてトップ、サイド、バックがマホガニで制作されています。
軽快で暖かみのあるトーンはL-1とも少し違った渋い味が特徴です。
このロバートジョンソンスタイルで制作されていたのは1926年から31年までとなっています。ほぼほぼ1世紀近く前で、実際の生産数量は資料が無く不明ですが、滅多に見ることの出来ない超希少なモデルです。
軽く爪弾くだけで、泥臭い豊かな鳴りがこの時代のビンテージならではの雰囲気を醸し出しています。
100年近い時間でしかありえない悠久のサウンドの楽器です。
トップ、サイド、バックともにマホガニー、ハカランダ指板です。
ブリッジはオリジナルと同じ形状のもので交換済み、オリジナルにはエクストラピンと呼ばれる飾りの細いピンが真ん中にありますが、この楽器は省略されています。
ペグは当時のオリジナルがそのままついています。遊びやトルクムラはあるものの、実用的には全く問題ありません。
ナット交換、オリジナル同様の細いフレットでリフレット、ネックリセットのうえサドル交換再調整済みです。
トップ向かって左側に6センチ程度にクラック補修、ブリッジ左側にはブリッジを剥がすときに出来たと思われるクラックの補修があります。
トップ右下にもわずかなクラック補修があります。
サウンドホール下部分が演奏でとそうがかなり剥がれています。ネックバックも塗装剥がれがあります。
それなりに弾き込まれて、リペアー、補修を受けて現在に至っている楽器で、歴代のオーナーさんの思い入れが感じられる雰囲気タップリのルックスです。
ナット部幅44ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドはしっかりと機能していて余裕があります。
エクストラライトゲージで12フレット上6弦2.3ミリ、1弦1.6ミリでセットしています。
かなり低く、強いタッチでは微妙なビレ感があります。カスタムライトゲージでしたら、もう少しテンション感が強くなると思います。
どちらかと言うとエクストラライトゲージかコンパウドゲージがお勧めです。
マホガニーモデルらしい暖かみのある素朴な音色で、渋い味わいがあります。乾いた箱鳴りで、軽いタッチでもレスポンスが良く、この年代のビンテージギブソンらしい響きの楽器です。
長い歳月が作り出すそのサウンドは、現在のどの楽器にも似ていない、深い豊かな悠久の響きです。
リペアー履歴はありますがメンテナンスの行き届いた実用的な楽器です。
汎用のハードケースが付いています。
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