MARTIN STYLE-1 TAROPATCH 1920代
VG+ SSC ¥137,500
甘く華やかな音色の8弦コンサートサイズ1920年代のSTYLE-1 TAROPATCHです。TAROPATCHの歴史はウクレレと同じく1916年から始まったと文献に記されています。1922年にコアウッドモデルが追加されますが、1932年に全モデル完了となります。
マーチンのウクレレは2000年代に本格的に再生産がはじまり、現在も継続的に生産されていますが、8弦タロパッチは復活する事なく今に至ります。
このSTYLE-1 TAROPATCHは、ボディートップにローズウッドのバインディング、べっ甲柄セルに変わる1934年以前のSTYLE-1と同じ仕様です。ヘッドデカール無し、ヘッドバックとボディー内に刻印スタンプ、オリジナルのバー・フレット、オリジナルペグです。
ボディーサイドの底面近くに目立つ板の陥没をともなう破損痕があり、その周りに15pほどの長いクラックの痕があります。ボディートップの1弦側にも5p、ボディーバックにも10p、6p、5pの3本のヘアラインクラックの修理痕があります。いずれもきちんと修理していますので、演奏上の心配はありません。
ボディーとネックはマホガニー、ハカランダ指板です。ブリッジは一つの弦溝に2本の弦を引っ掛けて留めます。この弦溝が劣化しやすく、当店入荷後に補強修理しました。オリジナルのバーフレットに消耗なく、演奏性も良好です。
チューニングはコンサートウクレレと同じ、G-C-E-Aですが、1.2弦はユニゾン、3.4弦は副弦がオクターブ上です。4弦にローG弦を張っています。
100年経過した骨董的な年代物ながら、実用でまだまだ使える楽器です。
多弦ならではの倍音の豊かさと華やかな響きは軽く爪弾くだけで体感できます。
今回は修復履歴多めですので、コレクタブルではなく、プレーヤーズコンディションとして、お買い得プライスにて販売させて頂きます。海外市場では20万円以上で取引されている楽器です。
紙製のチップボードケース付きです。国内市場にはめったに出ないビンテージ・タロパッチを格安で入手できるチャンスです。
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