MAGNATONE MAESTRO T8 TRIPLE NECK 1950代
EX+++ OHC ¥154,000 SOLD
MAGNATONE(マグナトーン)は、1937年にカリフォルニア州で創業されたアメリカの楽器ブランドです。Delbert J. Dickersonによって設立、当初はレコードプレーヤーやラジオの製造を行っていました。1940年代には、Los AngelesのGaston Fator Guitar Studiosがこの事業を引き継ぎ、さらにArt Duhamellが1946年に経営を引き継ぎ、ブランド名を「MAGNATONE」に改名します。「F.M. Vibrato」と呼ばれる独自のヴィブラート機能を搭載したギターアンプがスマッシュヒットしましたが、1971年頃にその歴史の幕を閉じます。
今回のスチールギターは8弦のトリプルネックです。1950年代の楽器で階段状に3本の8弦スチールギターが並んでいます。専用のダブルピックアップ、それぞれにON-OFFスイッチ、それぞれに1VOL.1TONE、出力はMIX-OUTが1つです。
当店入荷後、ペグやハードウェアーを一度バラして分解洗浄しました。アッセンブリーもオリジナルです。実際にアンプにプラグインしても気になるノイズや不具合はなく完動状態を維持しています。ペグは1950年代のクルーソン製、1ライン刻印ありのメタルノブです。調弦時に硬さやトルクムラがありますが一度ピッチが合えば安定しています。ニッケルメッキですのでクスミはありますが、青サビは除去しました。このペグだけでエレキギター兼用で1セット数万円で取引されています。32個も付いていますのでお得な気分です。
3種の異なるチューニングでセットし、演奏曲やソロパートに合わせて使うのが主流です。手前からC6・A6・B11の順にチューニングしました。ヘッド部に木製カバー(脱着式)があるのもユニークです。
かなり重量のある本体をしっかり支える4本の鉄製スタンド、高さ調整でき、グラツキもありません。ピックアップバランス調整済、音量差もなくバランス良く演奏できます。(ゴムキャップが1個交換されています)
同年代のフェンダースチールギターの華やかなブライトさとは一味違う、温もり感のあるやや太めでクセの少ないナチュラルな音色が特徴と思います。ハワイアンはもちろんブルースやロックのソロパートでオーバードライブさせても面白いかもしれません。
木製のしっかりしたオリジナルハードケース、本体を逆さに収納する事でスタンドも収納できます。布製ケースカバーも付属します。ケースに本体とスタンドを収納しますと、かなりの重量になるため、実際の持ち運びにはキャリーカートや車両での運搬が必要になると思います。
市場でもめったに出ないトリプルネックのスタンドスチールギター、海外市場でも1500ドル前後(1ドル:140円換算で約¥210.000)で取引されていますが欧米と違い、日本の住宅事情で、この楽器はスペースをとりますし、かなり重さもありますのでお安めプライスにしました。
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