GIBSON L-50 1949
EX+++ HC ¥396,000 動画追加しました！
ｷﾞﾌﾞｿﾝｱｰﾁﾄｯﾌﾟｷﾞﾀｰのｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞﾓﾃﾞﾙとして長く販売されていた16ｲﾝﾁ､ﾌﾙﾎﾞﾃﾞｨｰｱｺｰｽﾃｨｯｸです｡
1932年から制作が始まり､ﾓﾃﾞﾙﾁｪﾝｼﾞを重ねて1971年に生産終了しています｡
現在では再生産もされておらず､ﾋﾞﾝﾃｰｼﾞでしか入手できない貴重な楽器です｡
今回の楽器は1949年のﾓﾃﾞﾙで､戦後の1946年にﾓﾃﾞﾙﾁｪﾝｼﾞされた直後のもので､軽快でいて芯のしっかりとした鳴りの良い楽器です｡
ﾄｯﾌﾟはｽﾌﾟﾙｰｽ､ｻｲﾄﾞ､ﾊﾞｯｸはﾒｲﾌﾟﾙ､ﾊｶﾗﾝﾀﾞ指板です｡
ﾃｲﾙﾋﾟｰｽ､ﾋﾟｯｸｶﾞｰﾄﾞはｵﾘｼﾞﾅﾙのままでﾌﾞﾘｯｼﾞもｵﾘｼﾞﾅﾙのままです｡
ﾍﾟｸﾞはｵﾘｼﾞﾅﾙのｸﾙｰｿﾝで､1ﾗｲﾝｾﾝﾀｰﾛｺﾞ､ﾉﾌﾞﾎﾟｽﾄ反対側に穴が無い最初期のｸﾙｰｿﾝﾍﾟｸﾞです｡古いものですが動作は問題ありません｡
ﾅｯﾄ､ﾌﾚｯﾄはｵﾘｼﾞﾅﾙのまま擦り合わせ調整されています｡
ﾄｯﾌﾟ6弦側にﾋﾟｯｸ傷が目立ちます｡他は多少のｷｽﾞはそれなりにありますが､40年代の楽器としては大変綺麗な状態だと思います｡特にｻｲﾄﾞ､ﾊﾞｯｸはかなり綺麗で新品時の雰囲気が残っています｡
渋く焼けたｻﾝﾊﾞｰｽﾄｶﾗｰも貫禄があって良い感じです｡
ﾅｯﾄ部幅42.6ﾐﾘ程度のﾚｷﾞｭﾗｰｸﾞﾘｯﾌﾟﾈｯｸで､40年代の特徴でやや太いｸﾞﾘｯﾌﾟです｡
ｱｼﾞｬｽﾄﾛｯﾄﾞはしっかりと効いていて余裕があります｡
現在12ﾌﾚｯﾄ上で6弦2.0ﾐﾘ､1弦1.3ﾐﾘ程度でｾｯﾄしています｡
かなり低目ですが､特に音詰まり等はありません｡もう少し高くしたほうがよりﾊﾟﾜﾌﾙ感があると思います｡けっこう軽いﾀｯﾁで鳴りますので弾き易い現状もお勧めです｡
ｱｼﾞｬｽﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾘｯｼﾞは上下ともに余裕がありますので､簡単に調整出来ます｡
軽快ながら芯のしっかりとしたｱｰﾁﾄｯﾌﾟｻｳﾝﾄﾞです｡
低音も太い感じでﾚｽﾎﾟﾝｽが良く､鳴りの良い楽器です｡
渋いﾌﾞﾙｰｽやﾗｸﾞﾀｲﾑっぽいｲﾝｽﾄｩﾙﾒﾝﾀﾙとかはもちろん､ｻﾞｸｻﾞｸとしたｶｯﾃｨﾝｸﾞでﾛｯｸっぽい弾き語りにも味があって良い感じです｡
ﾌﾞﾘｯｼﾞをさらに上げてｽﾗｲﾄﾞで演奏するのも良いです｡
近年ものの16ｲﾝﾁｱｰﾁﾄｯﾌﾟ用ﾊｰﾄﾞｹｰｽ付きです｡
GIBSON L 50 1949 動画紹介！
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