GIBSON J-45 CS 1967
EX- HC ¥715,000 動画追加しました！
ﾄｯﾌﾟ端にｸﾗｯｸ補修があるため､お買い得ﾌﾟﾗｲｽでの提供です｡音､演奏性ともに良い楽器ですのので､修理履歴を気にしなければ大変な勧め品です｡
ﾜｲﾙﾄﾞで大味､ｶﾞｼｬｶﾞｼｬな個性的ｻｳﾝﾄﾞがｶｯｺ良いです｡
67年から68年にかけて使われていた不透明な鮮やかな赤のﾁｪﾘｰｻﾝﾊﾞｰｽﾄ塗装で､半世紀以上経過していてもほとんど色褪せがありません｡
J-45は1942年から､JUMBO-35の後継ﾓﾃﾞﾙとして発売されました｡圧倒的な人気となり､現在まで世界中で愛用される名器の一つです｡
特に1969年までのﾋﾞﾝﾃｰｼﾞには大変なﾌﾟﾚﾐｱﾑが付き､入手困難となっています｡
世界中のｱｰﾁｽﾄに演奏され､数々の名曲を生んだﾋﾞﾝﾃｰｼﾞｷﾞﾀｰの中のﾋﾞﾝﾃｰｼﾞｷﾞﾀｰと言えると思います｡
今回の楽器は1967年ﾓﾃﾞﾙで､65年後期から採用された細目のﾅﾛｰﾈｯｸが特徴です｡色は違いますが吉田拓郎さんのJ-45と同じ時代､ｽﾍﾟｯｸの楽器です｡
ﾄｯﾌﾟはｽﾌﾟﾙｰｽ､ｻｲﾄﾞ､ﾊﾞｯｸはﾏﾎｶﾞﾆｰ､ﾊｶﾗﾝﾀﾞ指板､ﾊｶﾗﾝﾀﾞｱｼﾞｬｽﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾘｯｼﾞです｡ｻﾄﾞﾙは硬質樹脂製ﾚﾌﾟﾘｶに交換されています｡ｳｯﾄﾞ製やﾎﾞｰﾝ､ｾﾗﾐｯｸとかに替えることで､音のﾆｭｱﾝｽが変わりますので､そういう楽しみもあります｡
ﾍﾟｸﾞはｷｰｽﾄｰﾝﾉﾌﾞｷﾞﾌﾞｿﾝ刻印の近年ものに交換済みで､動作はｽﾑｰｽﾞです｡
ﾅｯﾄ､ﾌﾚｯﾄはｵﾘｼﾞﾅﾙのままで､ﾌﾚｯﾄは幅広低目､擦り合わせ調整済みです｡
ﾋﾟｯｸｶﾞｰﾄﾞはｵﾘｼﾞﾅﾙのままで綺麗です｡
ﾈｯｸﾋｰﾙにｽﾄﾗｯﾌﾟﾋﾟﾝが打ってあります｡ｴﾝﾄﾞﾋﾟﾝはｼﾞｬｯｸｻｲｽﾞになっていてｺﾝﾊﾞｰｼﾞｮﾝﾋﾟﾝがｾｯﾄされています｡
写真では目立ちませんが､ﾄｯﾌﾟ向かって右下に3本もｸﾗｯｸ補修があります｡内部に割れ止め板当て処置されていて､実用的には問題ありません｡
渋く焼けた色合いで､塗装の色､艶ともに大変綺麗で補修箇所以外は極上ｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝです｡
ﾈｯｸﾊﾞｯｸにｶﾎﾟでついたｷｽﾞが２ﾌﾚｯﾄあたりにあります｡
ﾅｯﾄ部幅39.7ﾐﾘ程度の細目のﾅﾛｰﾈｯｸです｡
ｱｼﾞｬｽﾄﾛｯﾄﾞはしっかりと効いていて余裕があり現在は真っ直ぐに調整しています｡
12ﾌﾚｯﾄ上で6弦2.2ﾐﾘ､1弦1.5ﾐﾘ程度でｾｯﾄしています｡
ｱｼﾞｬｽﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾘｯｼﾞは上下ともに余裕がありますので､お好みの高さに調整出来ます｡
低目のｱｸｼｮﾝながら､ﾜｲﾙﾄﾞで荒っぽい箱鳴りで鳴ります｡
雑な感じではありますが､ﾊﾟﾜﾌﾙで野太い響き､高音のｶｼｬｶｼｬした感じと､この年代のﾋﾞﾝﾃｰｼﾞならではの箱全体が鳴る感じの個性的で存在感のあるｻｳﾝﾄﾞです｡
細目のﾈｯｸは､握ってｼﾞｬｷｼﾞｬｷｽﾄﾛｰｸするには弾き易く､またﾊｲﾎﾟｼﾞｼｮﾝまでｴﾚｷのような感じで弾けるのも良いです｡
細いﾈｯｸに違和感を持つ方もいらっしゃいますが､ｱﾒﾘｶ人があの大きい手で演奏していたわけですから､慣れれば問題無いですね｡
渋いﾌﾞﾙｰｽっぽい演奏､ｼﾞｬｷｼﾞｬｷとﾛｯｸなｽﾀｲﾙでの弾き語り等､この楽器ならではの魅力にあふれています｡
汎用の近年ものﾊｰﾄﾞｹｰｽ付きです｡
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