MARTIN D-28 1982
EX+++ OHC ¥363,000 動画追加しました!

バランスが良く芯のしっかりとした艶やかでいて豊かな鳴りの1982年モデルです。典型的なアコースティックサウンドのビンテージD-28で、70年代同様のサウンドながらペグがシャーラーに変更されているだけで、販売価格がお買い得となっています。
状態が綺麗でコンディションが良く、それでいて乾いた箱鳴りが気持ち良いです。
D-28は1931年にマーチン初のドレッドノートモデルとしてD-18と同時に制作されました。容積の大きい大型のボディーで1934年に14フレットジョイントモデルに変更され、その後の世界中のギターのスタンダードとなりました。
数々のアーチストに愛用され、名曲を生んできた典型的なアコースティックサウンドの名器です。
各年代ごとに特徴がありますが、艶やかでいてパワフル、しっかりとした芯のある典型的なアコースティックサウンドは共通です。
今回の楽器は1982年モデルで、音の良さの割にそれほど高価なプレミアムが付いていないため、大変お買い得感のあるビンテージです。
1970年代には、アコースティックギターはブームで、マーチン社も大変数を生産していましたが、80年代に入り陰りが出始め、生産終了が減少しています。
基本的には70年代の楽器と変わらない楽器ですが、生産数量が少なくなったことで、より丁寧に手をかけられていて、良いと言う声もあるように、70年代モデルと遜色ない鳴りの良いサウンドです。
当時の材、当時の作り込みならではのタイト感のある美しい箱鳴りサウンドで、この年代のビンテージらしい音が気持ち良いです。
トップはスプルース、サイド、バックはローズウッド、指板、ブリッジはエボニーです。
オリジナルシャーラーペグは動作がスムーズです。
ナットはオリジナル、新しくリフレット、ネック角度修正済みで弾き易いアクションながらサドルの高さに余裕があります。
ピックガードは交換済み、外からはわかりませんが、内部1弦側に割れ止め処置が施されています。
サウンドホール6弦下指板横にわずかなクラックの補修があり、若干歪みが見えます。もちろん、キッチリ接着割れ止め処置済みです。
渋く飴色っぽく塗装の色焼けがあり、表面的な使用感は若干ありますが、キズがほとんど目立たない極上コンディションです。
ナット部幅42.6ミリ程度のレギュラーグリップネックで、この年代のSQネック特有のハイポジションにかけて太目な感じのネックシェイプです。
12フレット上で6弦2.3ミリ、1弦1.5ミリ程度でセットしています。
バランスが良く弾き易い、それでいてしっかりとテンション感があります。
強いタッチでもしっかりとレスポンスが良く、芯のあるタイト感がありながら豊かな深みのあるサウンドで鳴ります。
粒立ち良いクリーンな高音はこの年代の楽器の特徴で、D-45のような華やかさではありませんが、メリハリ感のある美しい響きです。
すでに43年が経過していますが、コンディションが良くメンテナンスの行き届いた安心して演奏出来るクオリティーの楽器です。
当時のオリジナルブラックケース付きです。

MARTIN D 28 1982 動画紹介!
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