GIBSON F-12 1960
NM- OHC ¥880,000 SOLD
大変希少な1960年F-12で､ｼﾝﾌﾟﾙなﾃﾞｻﾞｲﾝながら作り込みや材はF-5同等の楽器です｡
F-12は戦前1931年から生産され1937年にはいったん生産終了､1948年から再生産されて1980年に生産が終わっています｡
今回の楽器は1960年製で48年からの再生産初期のｽﾍﾟｯｸを継承した貴重なﾓﾃﾞﾙです｡
ﾀｲﾄで抜けの良いﾄｰﾝ､ﾊﾟﾜﾌﾙ感のあるこの年代ならではの鳴りが特徴です｡
F-5に比較して数が少なく､なかなか目にすることの無い楽器でもあります｡
新品同様に綺麗でｵﾘｼﾞﾅﾙﾌﾞﾗｳﾝﾊｰﾄﾞｹｰｽ､ｵﾘｼﾞﾅﾙﾍﾟｰﾊﾟｰﾀｸﾞも揃ったｸﾛｰｾﾞｯﾄｸﾗｼｯｸとかﾀｲﾑﾏｼｰﾝｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝと呼ばれる極上品です｡
ﾄｯﾌﾟはｽﾌﾟﾙｰｽ､ｻｲﾄﾞ､ﾊﾞｯｸは綺麗なﾄﾗ目のﾒｲﾌﾟﾙ､ﾄﾗ目のﾒｲﾌﾟﾙﾈｯｸ､ﾊｶﾗﾝﾀﾞ指板､ﾊｶﾗﾝﾀﾞﾌﾞﾘｯｼﾞです｡
ﾍﾟｸﾞはｵﾘｼﾞﾅﾙｸﾙｰｿﾝｺﾞｰﾙﾄﾞでﾉﾌﾞのみ交換済みです｡さすがにやや動作が硬い感じはありますがﾁｭｰﾆﾝｸﾞは問題ありません｡
ﾅｯﾄ､ﾌﾚｯﾄ､ﾋﾟｯｸｶﾞｰﾄﾞ､ﾃｲﾙﾋﾟｰｽもｵﾘｼﾞﾅﾙのままで､ﾃｲﾙﾋﾟｰｽのﾒｯｷは曇りや剥がれが見られます｡
ｷｽﾞはほとんどありません｡大変綺麗で新品時の塗装の艶がそのまま残っています｡
65年もの年月を経過した楽器ですが､かなり大切に保管されてきたものだと思われます｡
ﾅｯﾄ部幅30.5ﾐﾘ程度の気持ちVｼｪｲﾌﾟﾈｯｸです｡
12ﾌﾚｯﾄ上で4弦1.7ﾐﾘ､1弦1.1ﾐﾘ程度でかなり低目です｡
もう少し高くｾｯﾄしたほうが､よりﾊﾟﾜﾌﾙ感が出ると思います｡
芯のあるﾊｯｷﾘとした鳴りでいて繊細で華やかな広がり感のある響きで鳴ります｡
低音の野太いﾊﾟﾜﾌﾙ感はよりは､枯れた軽快な感じの立ち上がりで音の綺麗な鳴りが特徴です｡
弦高をもう少し高くｾｯﾄすることで､もっとﾊﾟﾜﾌﾙな鳴りが期待出来ると思いますが､現在のｾｯﾃｨﾝｸﾞはすごく弾き易いので､このままでも良い感じです｡
当時のｵﾘｼﾞﾅﾙﾊｰﾄﾞｹｰｽ､当時のﾀｸﾞも付いていて､ｺﾚｸｼｮﾝとしても大変価値が高い楽器です｡
出張買取はじめました！お気軽にご相談ください！
驪MENUに戻る
ｳｯﾄﾞﾏﾝお茶の水店
東京都千代田区神田小川町2-10宇野ﾋﾞﾙ2F
03-5283-3422
亮ﾒｰﾙはｺﾁﾗ
AM11:00〜PM8:00
毎週水曜定休
地図