GUILD M-20 1962
EX+++ OSSC ¥462,000 SOLD
1960年代初期の枯れた軽快でいて芯のある鳴りのコンパクトモデルです。
ヘッドデザインがまだギブソンっぽい形状は1962年までと資料にありますので、大変希少で入手困難なモデルです。
M-20は1958年から1972年まで制作されていたコンパクトボディーのオールマホガニーモデルで、マホガニーボディーらしい暖かみのある軽快な感じでいて、しっかりと芯があり艶のあるトーンが60年代初期ギルドの特徴です。
トップ、サイド、バックともにマホガニー、ハカランダ指板、ハカランダブリッジです。
この年代のギルドによく見られるヘッドセルの縮みがほぼ無く、綺麗な状態です。
ピックガードはオリジナルのままです。
ペグはオリジナルオープンバックで、トルクムラでやや硬い箇所もありますが動作は問題ありません。
ナット交換、リフレット擦り合わせ調整、ネック角度修正、サドル交換調整済みです。
バインディングの無い仕様のため、エッジにぶつけキズ、塗装チップ跡はかなりありますが大きな修理履歴はありません。
渋いサテンフィニッシュで綺麗な状態で残っています。
ナット部幅41.5ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
真っ直ぐに調整済みで、アジャスタブルロッドにも余裕があります。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.8ミリ程度で弾き易くテンション感もあります。
バランスが良くハイポジションでもスムーズに演奏出来ると思います。
マホガニーらしいシンプルで軽快な泥臭さがありまがら、レスポンスが良くメリハリ感のあるトーンで鳴りの良い楽器です。
枯れたビンテージならではの味と抜けの良いサウンドが気持ち良いと思います。
この年代の楽器はなかなか少ないですので、入手のチャンスだと思います。
だいぶボロですが当時のオリジナルソフトシェルケースが付いています。
いちおう使えますが実際の持ち運びには別にケースがあったほうが良いと思います。
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