GIBSON LG-1 1961
EX+++ SSC ¥528,000

カラッと軽快でいて、荒っぽい鳴りの1961年ラージガードスペックです。
1963年にモデルチェンジされてプラスティックブリッジ仕様になる前のハカランダストレートブリッジ、薄いラージガード仕様です。
LG-1は1943年から制作される、ギブソンフラットトップのベーシックモデルです。
コンパクトなボディーは見た目LG-2と同じで、外観からは見分けが難しいですが、内部トップブレイシングがラダータイプがLG-1で、軽い鳴りが特徴です。
倍音成分の少ないシンプルなトーンで、渋いブルースとかオールドスタイルのフィンガーピッキングに良い感じです。
今回の楽器は、1961年モデルで、50年代後期スペックと同等の構造を持ち、音のニュアンスも50年代の雰囲気です。
50年代モデルとの違いは、気持ち薄いネックグリップ形状で、幅は同じですがやや薄く、弾き易いと思います。
ラージピックガード、レギュラーブレイシングで、ややタイトで荒っぽい感じながらシンプルで泥臭いサウンドが特徴で、ギブソンビンテージらしい雑な感じのトーンが味があります。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、ハカランダ指板、ハカランダブリッジです。
ペグは3連クルーソンブラスポストオリジナルで、トルクにムラはありますがチューニングは問題ありません。
ナットはオリジナル、オリジナルの幅広低目のフレットで擦り合わせ再調整しています。サドル交換のうえ、ネック調整、セットアップ済みです。
演奏で出来た擦りキズや打痕はあります。バックにはベルトバックルキズがけっこう目立ちます。塗装面は綺麗で塗装の艶が綺麗に残っています。
サウンドホール端1弦下、ピックガードエッジ部分にクラックの補修があります。
適度に弾かれてきた楽器らしい風格がありますが、状態はしっかりとしていて安心して使える良いコンディションです。
ナット部幅42.8ミリ程度のレギュラーグリップ、60年代初期のやや薄目のネックです。
ネックは真っ直ぐに調整されており、アジャストロッドにも余裕があります。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.7ミリ程度で、低めでいてテンション感も残る弾き易いセットです。
ハイポジションまでバランスが良く、ピッチも安定しています。
サドルの高さにまだ余裕がありますので、さらに下げることも可能ですが、これ以上低くするとテンション感が無くなりそうですので、このくらいがベストだと思います。
カラッと軽く明るいトーンでいて、荒っぽい雑な感じで、見た目よりもしっかりと音量があります。
泥臭いシンプルなトーンで、豊かな量感はありませんが、粒立ちが良く、メリハリ感のあるサウンドです。
ブルースやオールドスタイルのフィンガーピッキングはもちろん、ボーカルを邪魔しない軽い音でいて存在感のある個性的なサウンドですので、弾き語りのバックにもおすすめです。
古い紙製ソフトシェルケース付きです。

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