S YAIRI YD-302M 1980代
EX+++ HC ¥96,250

1970年代当時、国産ギターの中でも高い人気を誇った S.YAIRI の YD-302M です。現在では「ヤイリギター」といえば K.YAIRI が一般的ですが、当時はこの S.YAIRI が羨望のブランドでした。
金銭価値が現在の1/3程度だった時代に、6万円から20万円という価格帯で高い評価を受け、商業的にも成功を収めていたことから、その人気の高さがうかがえます。

この YD-302M は、御茶ノ水の老舗楽器店とメーカーとの共同企画により実現した、ショップオーダーモデルです。

従来の YD-302 はスプルーストップ、ローズウッドの合板ボディでしたが、YD-302M はスプルーストップ、オール単板マホガニーボディ で製作されています。ボディトップは単板スプルース、サイド&バックは単板マホガニー、染色されたローズウッド指板、ローズウッドブリッジを採用。18スタイルながら、ボリュート付きネック が流用されています。

ボディには鼈甲柄のバインディング、ペグはロゴ入りのシャーラースタイル・ロトマチックチューナーです。

この年代ならではの、国産ギターらしいメリハリの効いたサウンド。当時、高く評価されたマホガニーボディならではの軽快でブライトな音色が特徴です。

新品時から約40年が経過しており、通常使用による打痕や引っかきキズなどの使用感が全体に見られます。ボディバックのウエスト付近には、約10cmの引っかきキズのリペア跡があり、タッチアップされています。トップにも複数箇所に打痕があり、それぞれタッチアップ修理が施されています。ボディエンド部にも大きな打痕があり、こちらもタッチアップ修正されています。引っかきキズや擦りキズも点在しています。

1970〜80年代の国産アコースティックギター全般に言えることですが、出荷時の弦高はやや高めに設定されていました。しかし、この個体はネックコンディションが良好で、サドルで調整された弦高は12フレット上で6弦:2.6mm、1弦:1.8mm。プレイアビリティは申し分ありません。

約40年の時を経た現在でも、何の問題もなく使用できる、作り込みのしっかりした昭和時代の懐かしい ジャパン・ヴィンテージ です。お探しだった方にオススメです!
付属品は汎用ハードケースです。


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