EPIPHONE RECORDING D 1931頃
EX- OHC ¥1,364,000 SOLD

写真とかでは見ることがあっても、実際に手に取って見ることのほぼ無い、超希少な歴史的モデルです。
Google検索でも、過去に出た楽器の写真が数本出ますが、当然ですが売り物は存在しません。
実際に手にできるチャンスはまず無いのではないでしょうか?
しかも上級モデルに当たるDですので、さらに貴重ですね。
RECORDINGシリーズのギターは、同じシリーズのバンジョーと同時に1928年から発売されいます。
アーチトップ構造ながらフラットトップのようにブリッジがトップに張り付けられていて、ピックガードはフローティングのアーチトップと同じ構造です。
1931年には生産終了していますが、この楽器のシリアル番号は1932年になっています。古い資料ですので、どこまで正確かわかりませんので、いちおう1931年としました。
わずか4年ほどで、たぶんトータルでもそれほど制作されていないと思います。
今回の楽器は、ダラスギターショーに偶然持ち込まれた楽器で、当時のオリジナルハードケースに入っていて、ピックガードもオリジナルのまま、トップセンターにクラックがありましたが、大変綺麗な状態でした。
コレクションとしても大変貴重ですので、すぐに買いました。
日本に届いて細部の調整修理を施して、実用的にも弾き易く、実際に演奏して楽しめるクオリティーに仕上げました。
トップはスプルース、サイド、バックはメイプル、ハカランダ指板、ハカランダブリッジです。
ヘッドプレイトはパーロイドで彫刻インレイ、ポジションマークはパーロイドスクエアーで花柄十字のインレイ加工されています。
ブリッジは独特な形状でピン位置が交互になっています。
ピックガードはオリジナルがそのまま残っています。
ペグは新しい遊星ギアタイプバンジョーペグに交換済みで動作はスムーズです。
ナット交換、リフレット調整済みでサドルのたかさにもキッチリ余裕があります。
オリジナル塗装でウェザーチェックはかなりありますが、塗装状態はピカピカに綺麗です。トップセンター下にクラック補修があります。
ナット部幅44ミリ程度の三角グリップで、やや太目です。
ネックは真っ直ぐに調整済みです。
12フレット上で6弦2.4ミリ、1弦1.7ミリ程度でセットしています。
サドルの高さにかなり余裕がありますので、今後下げたりする場合も安心出来ると思います。
雰囲気のある暖かみのあるトーンで鳴ります。アーチトップフルアコの芯のある硬さ感では無く、ゆったりとした太い箱鳴りで、乾いた軽さがありながら暖かみのあるトーンです。
アーチトップともフラットトップとも違った個性的な雰囲気があり、ほぼ1世紀前のエピホンオリジナルならではのサウンドです。
他のギターには無い個性的なデザイン、個性的なサウンドは唯一無二ですね。
当時のオリジナルハードケース付きです。
汎用のケースでピッタリのものはありませんので、ケースも大事にしたいですね。

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