MARTIN CS-D18-12 DITSON 2011
EX+++ OHC ¥770,000

2011年製のマーチンのカスタムモデル「CS-D18-12Fret」が入荷しました。
本モデルは、マーチン・ミュージアムに所蔵されている1929年製のDitsonモデル111を基に製作されています。
Ditsonモデルは、最初期のドレッドノートサイズのギターで、1916年から1920年代後半にDitson社が廃業するまで、MartinがDitsonのために製作していたものです。
この歴史を持つDitsonのドレッドノートを、マーチン・カスタムショップの職人たちが厳選した材を使用し、細部にまでこだわって再現。限定75本のみの製作で、日本国内への入荷はごくわずかだったと思われる、大変貴重な楽器です。

12フレットジョイントのドレッドノート・ボディシェイプに、トップ材はアディロンダックスプルース、サイド&バックにはシンカー・マホガニー、ネックにはジェニュイン・マホガニー、指板とブリッジにはエボニーを使用。ナット幅は約44.5mm、スケールは約645mm。ナットとサドルはオリジナルで、素材には象牙が使われています。
クラシカルなスロテッドヘッドのヘッドプレートとボディバインディングにはマダガスカルローズウッドが使用されています。1920年代スタイルのストレート・エボニーブリッジにロングサドル、ペグはWaverly製のバタービーンノブ・オープンギアタイプで、ギア比も良く、動作も非常にスムーズです。
ブレイシングはアディロンダックスプルースを使用したゴールデンエラスタイルのスキャロップド・ブレイシング。トップやサイド&バックのラッカー塗装も極薄仕上げ。Tバースタイルのロッド仕様、ニカワ接着など、妥協のないスペックです。

2011年製ですが、大切に扱われてきた個体で、非常に綺麗なコンディションを保っています。光にかざして細かく見ると、サウンドホール周りにピック傷が少々、ボディサイド下部両脇にいくつかの擦り傷が点在していますが、ネック裏のテカリや傷もなく、指板面も凹みはなく美しい状態です。木部のクラックや大きな修理跡もなく、安心してご使用いただけます。
調整も行き届いており、12フレット上での弦高は6弦:2.6mm、1弦:1.7mmで、サドルにもまだ余裕があります。フレットの凹みもなく、演奏上の問題はありません。現在の弦高が音量・サウンドともに非常に良好で、おすすめの状態です。

12フレットジョイントによるドレッドノートボディは、迫力ある音量感と豊かな倍音が特徴で、高音域はクリアでレスポンスが良く、低音域には深みがあります。特にローコードをシンプルにストロークしたり、フィンガーピッキングで演奏すると、この楽器の持つ個性が際立つでしょう。

Ditsonモデル111を基にした非常にシンプルなルックスながら、カスタムショップにて厳選された材で製作された特別な一本です。
通好みの一本になるかと思いますが、お探しだった方はこのチャンスをお見逃しなく!

付属品はMartin Custom Shopロゴ入り専用ハードケースです。

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