TAYLOR 614CE FIRST EDITION 2014
NM- OHC ¥330,000 動画追加しました！
2014年製の614ceが入荷しました｡
2012年ごろから､ﾃｲﾗｰ社のﾏｽﾀｰﾋﾞﾙﾀﾞｰである"ｱﾝﾃﾞｨ･ﾊﾟﾜｰｽﾞ"氏によって各ｼﾘｰｽﾞの仕様が見直され､順次ｱｯﾌﾟｸﾞﾚｰﾄﾞが行われました｡そして2015年のNAMM Showにて発表されたのが､この新しい614ceです｡
従来の614ceから大きくｽﾍﾟｯｸﾁｪﾝｼﾞされており､ﾄﾘﾌｧｲﾄﾞ･ｽﾌﾟﾙｰｽﾄｯﾌﾟや改良されたﾊﾞｯｸﾌﾞﾚｲｼﾝｸﾞ､塗装の厚みを従来より薄くすることで､ﾒｲﾌﾟﾙ材ながらもﾛｰｽﾞｳｯﾄﾞに近い深みのある低音が得られるｻｳﾝﾄﾞに仕上がっています｡ﾙｯｸｽも刷新され､ｴﾎﾞﾆｰ製の木製ﾋﾟｯｸｶﾞｰﾄﾞ､ﾌﾞﾗｳﾝｼｭｶﾞｰﾌｨﾆｯｼｭが施されたﾊﾞｯｸとﾈｯｸﾊﾞｯｸ､ｱｲﾎﾞﾛｲﾄﾞ製“ｳｨﾝｸﾞ”指板ｲﾝﾚｲ､ｴﾎﾞﾆｰ製のﾊﾞｯｸｽﾄﾗｯﾌﾟ･ｲﾝﾚｲ､さらにｱｲﾎﾞﾛｲﾄﾞのﾊﾟｰﾌﾘﾝｸﾞを伴うｴﾎﾞﾆｰのﾊﾞｲﾝﾃﾞｨﾝｸﾞなど､より渋く上質な外観へと進化しました｡
今回入荷したのは､初回限定生産のFirst Editionという特別なﾓﾃﾞﾙです｡ﾌﾞﾚｲｼﾝｸﾞにはｱﾃﾞｨﾛﾝﾀﾞｯｸ･ｽﾌﾟﾙｰｽが使用され､ﾍｯﾄﾞｽﾄｯｸ中央には特別なｲﾝﾚｲが施され､ﾗﾍﾞﾙにも“First Edition”と印字された希少価値の高い一本です｡
ﾎﾞﾃﾞｨｼｪｲﾌﾟはｸﾞﾗﾝﾄﾞ･ｵｰﾃﾞｨﾄﾘｳﾑ（GA）｡ﾄｯﾌﾟにはﾄﾘﾌｧｲﾄﾞ加工が施されたｼﾄｶ･ｽﾌﾟﾙｰｽ､ｻｲﾄﾞ＆ﾊﾞｯｸとﾈｯｸはﾒｲﾌﾟﾙ､指板とﾌﾞﾘｯｼﾞはｴﾎﾞﾆｰです｡ﾍｯﾄﾞﾄｯﾌﾟおよびﾍｯﾄﾞﾊﾞｯｸにもｴﾎﾞﾆｰが使用されています｡ｸﾞﾗﾝﾄﾞ･ｵｰﾃﾞｨﾄﾘｳﾑはﾃｲﾗｰｷﾞﾀｰにおけるｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞなﾎﾞﾃﾞｨｼｪｲﾌﾟで､抱えやすさとｻｳﾝﾄﾞﾊﾞﾗﾝｽに優れています｡
ﾅｯﾄ幅は44.5mm､ｽｹｰﾙは647.7mm｡ｶｯﾀｳｪｲが採用されており､ﾊｲﾎﾟｼﾞｼｮﾝでの演奏性にも優れています｡ﾌﾞﾚｲｼﾝｸﾞには｢Advanced Performance｣仕様のXﾌﾞﾚｲｼﾝｸﾞが採用されており､ﾊﾞｯｸﾌﾞﾚｲｼﾝｸﾞはﾒｲﾌﾟﾙ材専用に新たに設計された構造となっています｡
ﾋﾟｯｸｱｯﾌﾟｼｽﾃﾑは｢ES2（Expression System 2）｣を搭載｡ﾋﾟｴｿﾞにかかる圧力をﾈｼﾞで任意に調整することが可能で､ｸﾘｰﾝで輪郭のはっきりとしたｱｺｰｽﾃｨｯｸ感あふれるﾅﾁｭﾗﾙなｻｳﾝﾄﾞが再現できます｡ﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞからｽﾃｰｼﾞまで､幅広く活躍できる実用的なｱｸﾃｨﾌﾞ･ﾋﾟｯｸｱｯﾌﾟｼｽﾃﾑです｡ｻｲﾄﾞにはVOL（ﾎﾞﾘｭｰﾑ）･BASS･TREBLEの3つのｺﾝﾄﾛｰﾗｰがあり､細かな音色調整も可能です｡
2014年製で､約10年が経過していますが､前ｵｰﾅｰによって大切に扱われており､目立つ大きな傷はほとんどありません｡光にかざすとﾊﾞｯｸの中央にﾊﾞｯｸﾙｷｽﾞ､上部にｺﾞﾏ粒程度のｱﾃｷｽﾞが確認できる程度です｡ｸﾗｯｸ等の大きな割れや修理跡もなく､全体的にｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝは良好です｡指板面もきれいで､ﾌﾚｯﾄは擦り合わせ･調整済みです｡
12ﾌﾚｯﾄ上での弦高は6弦：2.3mm､1弦：1.8mmで､ｻﾄﾞﾙにも余裕があり､ﾄﾗｽﾛｯﾄﾞも正常に機能しています｡ﾅｯﾄ･ｻﾄﾞﾙはｵﾘｼﾞﾅﾙ､ﾍﾟｸﾞもｵﾘｼﾞﾅﾙで､動作に問題はありません｡
ｻｳﾝﾄﾞはｸﾘｱで芯のある高音域と､低音域の豊かで深みのある上品な鳴り方が特徴｡ﾒｲﾌﾟﾙ材特有の硬さや鳴らしにくさを感じさせないｻｳﾝﾄﾞで､ﾌﾟﾚｲﾔｰのﾋﾟｯｷﾝｸﾞﾆｭｱﾝｽを素直に引き出し､ｽﾄﾛｰｸからﾌｨﾝｶﾞｰﾋﾟｯｷﾝｸﾞまでｵｰﾙﾗｳﾝﾄﾞに対応します｡
本国でのｼｪｱはここ数年不動のﾄｯﾌﾟを維持しており､欧米では多くのｱｰﾃｨｽﾄやｽﾀｼﾞｵﾐｭｰｼﾞｼｬﾝが使用しているﾃｲﾗｰｷﾞﾀｰ｡614ceは､中古市場でもなかなか見かけない一本です｡
価格もお買い得ﾌﾟﾗｲｽ､お探しの方はお早め！
付属品はｵﾘｼﾞﾅﾙﾊｰﾄﾞｹｰｽです｡
※ｴﾚｱｺの電気系統につきましては初期不良のみご対応させて頂いております｡修理に関しては実費にて承っております｡
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