PRE-WAR GUITARS MODEL D 2020代
NM- OHC ¥660,000 SOLD
Pre-War Guitarsは、ノースカロライナ州ヒルズバラにある工房で、ヴィンテージギターへの深い情熱と探究心を持つ二人のルシアー(ウェス・ラム、ベン・ミッシェル)によって手工製作されています。
MODEL-Dは、1937年頃の戦前のMartin D-18をモチーフに製作されたモデルで、本家Martin D-18 Authentic Agedよりも泥臭く、よりリアルなヴィンテージサウンドを目指した、ハンドメイドならではの細やかな味付けが魅力です。
ボディトップおよびブレイシングにはトリファイド加工されたアディロンダック・スプルースを、サイド&バックとネック材にはホンジュラス・マホガニーを使用。指板とブリッジには、漆黒のガボン産エボニーを採用し、戦前当時と同様にハイドグルー(ニカワ)接着で丁寧に組み上げられています。
ヘッドプレートには、ハカランダを彷彿とさせるAged Granadilloを使用。ヘッドロゴは無く、ヘッド裏に控えめな焼印ロゴが施されています。
ネックシェイプはStandard 1937 "C" to "V"。ローポジションでは太めのCグリップ、ハイポジションにかけてV形状へと変化する、手作業によるシェイピングが特徴です。メンテナンス性にも配慮し、2WAYトラスロッドを内蔵しています。
ナット幅:44.5mm、スケール:645mm,ナット&サドルはオリジナルで素材はボーンです。
Pre-War Guitarsは、極薄のニトロセルロース・ラッカーで仕上げられており、レベル1〜4までのエイジド加工が用意されています。この個体は**レベル1(NEW OLD STOCK)で、長年の経年変化を思わせる、光にかざすとわかる細かなウェザーチェック(ラッカーの塗膜のヒビ割れ)が見られます。
チューナーにはWaverly 4065(オープンバック)を使用し、アイボロイドノブの色焼けやニッケルメッキのエイジド加工も忠実に再現されています。
実際に持った際には、非常に軽量であることをすぐに実感できます。
ピックガード上のストローク傷や、バック下部に使用に伴う擦り傷が確認できますが、出荷時からエイジド(ダメージ)加工が施されているため、使用によるものか加工によるものかの判別は困難です。いずれも軽微で、目立つ傷や板割れはありません。
調整も行き届いており、12フレット上の弦高は6弦で2.6mm、1弦で1.7mm、ネック角度調整とサドルを削り弦高調整済みで、サドルしろもまだ余裕があります。フレットの減りも見られず、当面はメンテナンスフリーでお使いいただけます。
アディロンダック・スプルースとホンジュラス・マホガニーの組み合わせにより、野太く力強い低音弦の倍音、艶やかで伸びやかな高音弦のサスティーン、そして乾いた中音域の響きが得られ、演奏スタイルを問わずオールラウンドに対応可能です。
カントリー・ウェスタンの歯切れの良いストロークはもちろん、しっとりとした指弾きのソロギターでも、弾き手のタッチに応じた豊かな抑揚表現が可能です。
Martin Authentic Seriesとは異なる音色と弾き心地を持ち、ハイエンドブランドならではの高品質な一本だといえるでしょう。中古品としても国内市場に出る機会は非常に少なく、お探しの方にはぜひおすすめしたいモデルです。
付属品はオリジナルハードケースです。
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