EPIPHONE TRIUMPH 1946
EX- HC ¥473,000 動画追加しました!
枯れた軽快なトーンでいてしっかりと量感のある箱鳴りサウンド、エピホンニューヨーク時代の1946年アーチトップフルアコースティックです。
ギブソンのL-7に相当する17インチフルボディーで、パワフルに乾いた鳴りの楽器です。
エピホンはニューヨークで1873年から楽器のビジネスを始め、1923年にEPAMINONDASとORPHEUSの二人のオーナーの名前からEPIPHONEブランドで楽器を制作していました。1957年にGIBSON社に買収され、生産はギブソンカラマズー工場に移転します。
オリジナルエピホンはニューヨークに工場があったことから、ニューヨークエピホンと呼ばれ、ギブソン製エピホンとは区別されています。
今回の1946年モデルは、オリジナルエピホンニューヨーク工場もので、17インチフルボディーを持つアーチトップアコースティックです。
当時はハワイアンミュージックやジャズの流行もあって大変人気の高かった楽器です。
トップはスプルース、サイドバックはメイプルで、トップ、バックともに単板削り出しです。
指板、ブリッジはハカランダで、ピックガードはレプリカ、ホルダーもこの楽器のために制作された新しいものです。
ペグは当時のオリジナルのままですが、動作は問題ありません。
ナット交換、リフレット再調整済みで、安心して使っていただける状態にセットアップ済みです。フレットは細く低い古いタイプのものが使われていて、演奏性に少しクセがありますが、当時の雰囲気が味わえて良いかも知れません。
ヘッド下部分にビス穴を埋めたらしい跡があります。
トップ向かって右側に目立ちませんがヘアラインクラックの補修があります。
バックセンターと右上にクラックの補修があります。
ネックヒールにストラップピンが打ってあります。
色合いは渋く焼けていますが塗装の艶は綺麗にピカピカな状態です。
ナット部幅43.0ミリ程度のレギュラーグリップネックで、真っ直ぐ調整済みです。
アジャストロッドは付いていますが、この頃のエピホンのロッドの効きはイマイチです。
アジャストブリッジですので、弦高は簡単に調整出来ます。現在は12フレット上で、6弦2.2ミリ、1弦1.3ミリ程度にセットしています。
かなり低くセットしていて弾き易いですが、この高さで特にビレや音詰まり等はありません。1弦のハイポジションでは強く弾くと少しビレ感がありますので、気になる場合はブリッジスクリューを回して少し上げても良いと思います。
枯れたビンテージならではの乾いた芯のあるトーンでしっかりと厚みを感じさせる力のある鳴りでボリュームがあります。
ギブソンL-7と同等の楽器ですが、ギブソンよりも気持ち芯が硬めな感じです。
ボディーサイズが大きいこともあり、パワフルで立ち上がりの良い、鳴りの良い楽器です。
すでに80年近く経過していますが、状態が良く、音の良いお買い得品です。
ギブソンに比較して、まだ割安な価格も魅力です。
汎用のハードケース付きです。
EPIPHONE TRIUMPH 1946 動画紹介!
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