TAYLOR 355CE 2002
EX+++ OHC ¥159,500 HOLD
2002年製のテイラーギターの12弦モデル「355ce」が入荷しました。本モデルは、定番の300シリーズに属するジャンボボディスタイルで、プリアンプにはFISHMAN製の「PREFIX Plus」が搭載されていた時期のモデルです。
Taylorの12弦モデルは、演奏性の高さと弾きやすさに定評があり、非常に人気があります。
トップ材にはスプルース、サイド&バック材にはサペリ、ネックはマホガニー、指板・ブリッジはエボニーを使用。トップはグロスフィニッシュ、サイド&バックは艶消しのサテンフィニッシュが施されています。ナット幅は47.6mm、スケールは647.7mmで、ナットとサドルにはTusq素材が採用されています。
ジャンボボディによるダイナミックで広がりのあるサウンドに加え、カッタウェイ仕様によりハイポジションでの演奏性も向上しています。
プリアンプシステムはFISHMAN製「PREFIX Plus」を搭載し、"Taylor"ロゴ入りの当時のオリジナル仕様です。コントロールパネルはシンプルで扱いやすく、手元でのコントロール調整もしやすいため、アンプから出力される音もナチュラルで、12弦ならではの美しいサウンドを再現します。
2002年製で新品時から23年が経過しており、使用に伴う経年変化が見られます。ボディトップには複数の小さな打痕やヒッカキキズ、ピックガードには若干のピックキズ、トップの数か所にはウェザーチェックがあります。目立つ部分としては、トップセンターのブリッジ右下に約17cmの縦方向のチェッキングが確認できクラックのように見えますが確認したところウェザーチェックでした。また、サウンドホール上部のネックジョイント付近に塗装の浮きも見られます。一方で、サイド&バックには目立ったあてキズやスリキズはほとんどなく、比較的きれいな状態です。
ストラップピンはネックヒール部に標準搭載されています。
ペグは当時のオリジナルで、Grover製のロトマチックタイプを搭載。動作も問題なく、くすみもほとんど見られずきれいな状態です。
調整も行き届いており、12フレット上での弦高は6弦:2.3mm、
1弦:1.6mm。サドルにはまだ余裕があり、フレットも十分な高さがあります。トラスロッドも正常に動作しており、当面はメンテナンスフリーでご使用いただけるかと思います。プリアンプも動作確認済みで問題ありません。
ジャンボボディの12弦ということもあり、広がりのある透き通った煌びやかなサウンドが魅力。低音域には程よい深みがあり、サペリ材ならではのクリアな高音域と相まって、全体的にバランスの良い心地よい響きを奏でます。
2025年現在、新品でのジャンボボディ12弦モデルは「Legacy Series 855e」のみラインナップされており、他のモデルは随分前にすべて生産完了となっています。この「355ce」は中古市場でもなかなか見かけない一本ですので、お探しだった方は、このチャンスをお見逃しなく!
付属品はオリジナルハードケースです。
*電装系につきまして、メーカーからアフターパーツが入手できないため、ご使用後の修理に関してはお受けできかねます。
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