GIBSON L-7 1935
EX+++ HC ¥891,000 SOLD
17インチフルボディーのアコースティックアーチトップモデルでパワフルで枯れた鳴り、芯のあるしっかりとしたトーンの30年代ビンテージです。
L-7は1932年から発売されたモデルで、当初は16インチボディーでしたが1934年に17インチフルサイズボディーとなりました。
その後マイナーチェンジを重ねて1956年に生産が終了しています。
今回の楽器は、17インチで制作された初期の貴重な楽器で、ファンシーインレイ、Xブレイシングです。このスペックで制作されていたのは1939年までで、約5年間のみしか存在しません。実際の制作本数は資料が無く不明ですが、大変に貴重な楽器です。
トップはスプルース、サイドバックはメイプル、マホガニーネックでハカランダ指板です。ブリッジはハカランダ製オリジナルアジャスタブルです。
テイルピースはオリジナルです。
ペグは古いオリジナルグローバーでサビはありますが動作はスムーズです。
ピックガードは後年のレプリカに交換されています。
ナット、フレットともにオリジナルのままで、低めで細いフレットです。
渋く焼けてウェザーチェックはバリバリ、表面的なキズ、使用感はありますが、ピカピカに艶が残っていて、90年前のとしては大変に綺麗で良いコンディションです。
ネックバックの塗装に剥がれ箇所、バック下部にわずかなかクラックリペアーがあります。
ナット部幅43ミリ程度、レギュラーグリップネックです。
ネックは真っ直ぐで、アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上で6弦2.0ミリ、1弦1.5ミリ程度とかなり低いセッティングです。
ハイポジションまで弾き易くピッチバランスが良い、ベストなセッティングだと思います。
アジャスタブルブリッジですので、弦高アクションは簡単に調整出来ます。もう少し高くセットすることで、よりパワフルなダイナミック感が出ると思います。
芯のしっかりとした厚みのある、枯れた味わいのある生音で、ジャズ、ハワイアン、ブルース等、フルアコの良さを最大限に味わえる楽器です。
箱鳴りが豊かで、量感のある鳴りが気持ち良いと思います。
渋いブルースやスライドとかも良いですし、ロックな弾き語りにも良い感じです。
貴重な当時のオリジナルハードケース付きで、まだまだ使えるコンディションです。
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