GUILD F-30 NT 1972
EX+++ HC ¥242,000

ジャキジャキバリバリと芯のあるエッジの効いた鳴りの良い70年代モデルです。
F-30は、ギルドブランドでギターの制作が始まった1954年からラインナップされる人気モデルです。
1960年代のF-30と言えばポールサイモンを思い起こしますが、ポールサイモンのギターは彼のために特注で制作されたもので、サイドバックはブラジリアンローズウッド製でした。
今回の楽器は1970年代に入ってマイナーチェンジし、丸いボディーシェイプ、やや深胴になった後期スペックです。
とは言え、F-30らしい粒立ち感、レスポンスの良い箱鳴りはそのまま、より力強い鳴りとなっています。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、ローズウッド指板、ハカランダブリッジです。
ペグはオリジナルオープンバックで、高級品ではありませんが動作は問題ありません。
ナットはオリジナル、リフレット、サドル交換調整済みで、弾き易くセッティングしてあります。
渋く飴色から茶色っぽく焼けていて、トップ、バックともに表面的なキズがそれなりにあります。ネックヒールにストラップピンが打ってあります。
バック上部に何かが当たって出来たらしい変色があります。
塗装面は比較的綺麗で、艶がピカピカに残っています。
ナット部幅42.0ミリ程度の気持ち細目で薄いのレギュラーグリップネックです。
真っ直ぐに調整されていてアジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上の弦高は6弦2.5ミリ、1弦1.7ミリで、低目でいてテンション感があるセッティングです。ハイポジションまで弾き易くピッチも安定しています。
サドルの高さがかなりありますので、さらに下げてもテンション感が残ってメリハリのある鳴りはそれほど変わらないと思います。
粒立ちが良くブライトで立ち上がり良い乾いたトーンで鳴ります。
ややコンパクトなサイズながら低音の鳴りが良く、豊かなボリュームがあります。
指弾きでの音が粒立ちハッキリとして、枯れた感じの表情のあるサウンドです。
低音はサイズの割に量感があり、暖かみのあるトーンで、芯の硬い荒っぽさはありますが、しっかりと鳴ります。
弾き語りはもちろん、ソロギターでの演奏にも良い感じです。
汎用のハードケース付きです。
渋いルックスながら状態、音ともに良い楽器です。

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