MARTIN D-18 1958
EX+++ HC ¥1,265,000 SOLD
パワフルでいて粒立ちの良い軽快な鳴り、音、コンディションの良い貴重な1950年代お勧め品です。
マーチン社は、もともとDITSONギターのOEMで1916年から12フレットジョイントの大きいボディーのギターを制作していました。巨大な戦艦の名前にちなんでドレッドノートと呼ばれていました。
1931年にはマーチンギターのラインナップに加えられ、1934年から14フレットジョイントのドレッドノートモデルの制作が始まりました。
この14フレットドレッドノートは大成功をおさめ、その後の世界中のギターに影響を与え、現在もスタンダードなデザインとして世界中で愛用されています。
D-18は各年代ともに大変高い人気があり、プリウォーモデルには大変なプレミアムが付いています。中でも40年代後期から50年代のD-18は、鳴りがパワフルで音の立ち上がりがバツグンですので、ブルーグラスやロック系のプレイヤーに愛されてきました。まだまだ1945年以前のプリウォーモデルに比較して1/5以下で買えることも魅力です。
今回の楽器は1958年モデルで、音の良さはもちろん、大変コンディションの綺麗な極上品です。
トップはスプルース、サイドバックはマホガニー、ハカランダ指板、ハカランダブリッジです。
ペグはオリジナルのクルーソン1ラインで、動作は問題ありません。
内部ブレイシングはオリジナルのままで、オリジナルメイプルスモールブリッジプレイトで加工履歴はありません。
オリジナルピックガードで、マーチンクラックのリペアがあります。
ナット交換、リフレット調整されていて、弾き易くセットしています。
渋い飴色に焼けていて雰囲気はありますが、かなり綺麗な極上コンディションです。表面的なピックキズ、小キズ等はあり、バックにはベルトバックルウェアがありますが、60年以上前の楽器としては、なかなか無い良いコンディションの楽器です。
ナット部幅42.2ミリ程度のこの年代としては気持ち細目のレギュラーグリップです。
12フレット上で6弦2.3ミリ、1弦1.5ミリ程度で、低めにセットされています。
弾き易く、ハイポジションまで安定したピッチでバランスが良いです。
パワフルなバリっとしたメリハリ感のある箱鳴りで、芯のしっかりとした音です。
マホガニーらしい温かみがあり、それでいて高音の粒立ちが艶やかで、華やかさとダイナミック感があります。
フラットピックの演奏では切れの良いパワフルなサウンドで、指弾きではレスポンス良く乾いた粒立ちの良い音色、使い込まれた楽器らしいこなれ感のある音で、弾いていて気持ち良いサウンドです。
現在のアメリカのプライスガイドで8000ドル以上ですので、このコンディションでこのサウンド、しかもメンテナンスの行き届いたかなりお勧めの楽器だと思います。
古い汎用のハードケース付きです。
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