MARTIN HD-28 1978
EX+++ OHC ¥451,000 動画追加しました!

枯れて豊かな鳴りの78年代ヘリングボーンモデルです。
世界中で愛用されるマーチンを代表するD-28は、1934年からレギュラーモデルとして発売され、モデルチェンジを経て現在も世界中のアーティストに支持されている名器です。
特に1945年までのD-28は、現在では大変なプレミアムギターとなっています。
45年までの特徴で、スキャロップブレイシング、ボディー周りにヘリングボーンバインディングが施されていましたが、1946年からは普通のセルバインディングとなっていました。
1976年、マーチン社ではマイクロングワース氏の指導のもと、1945年までのD-28のサウンドを再現する新製品として、HD-28がラインナップに加わりました。
当時レギュラーブレイシングしか無かったD-28に、戦前モデル同様のスキャロップブレイシングを採用、ヘリングボーンバインディングが施されたもので、圧倒的な低音の量感とレスポンスが特徴です。野太い箱鳴りのパワフルな鳴りと粒立ちの綺麗な高音のドンシャリ感のあるのサウンドです。
今回の楽器は、1978年製で、このモデル発売から2年程度の初期モデルです。渋く飴色に色焼けしていて全体にウェザーチェックはありますが、かなり綺麗なオリジナルコンディションです。
人気の高い同年代D-28とはまた違った大味で豊かな鳴り良い感じです。
トップはスプルース、サイド、バックはローズウッド、エボニー指板、エボニーブリッジです。
ブリッジ上部に塗装の剥離タッチアップが見られます。
ボディーバインディングは戦前スタイルの寄木細工ヘリングボーンでスキャロップブレイシングです。
ペグはオリジナルグローバー102Cで動作はスムーズです。
茶色に変色したオリジナルナット、フレットもオリジナルでほとんど消耗はありません。ネック角度修正済みでサドルは新しくボーン製で交換しています。弾き易いアクションに調整されています 。
ピックガードは交換済みで外からはマーチンクラックは見えませんが、内部ピックガード内側、外側部に割れ止め補修がされています。
色焼け変色、ウェザーチェックはビッシリあるものの、この年代の楽器としては大変綺麗な状態です。もちろん良く見れば表面的な擦り跡、使用跡はありますが、良い状態をキープしています。
ナット部幅42.8ミリ程度のレギュラーグリップで、グリップは70年代モデルの中ではやや太目です。
ネックは角度修整されています。
12フレット上で6弦2.3ミリ、1弦1.6ミリ程度でセットしていて弾き易く、サドルの高さにもまだ余裕がありますので、70年代のマーチンとしては完璧なセッティングですね。
メリハリの効いた立ち上がりの良いサウンドで、特に低音の伸びと量感は素晴らしく、レギュラーD-28より豊かなサウンドで鳴ります。
強めのピッキングでの低音のレスポンスが抜群で、パワフルで箱全体が響くような力強さがあります。繊細なタッチでは粒立ちが綺麗で艶やかで華やかな響きがあります。
それほど弾き込まれていない感じの楽器ですが、経年変化で乾いた枯れた感じがあり、70年代ビンテージならではの質感の高い爆鳴りサウンドです。
D-28に比べて数が少なく、良い楽器に出会えるチャンスはなかなかありませんので貴重です。
ケースはオリジナルのブラックケースが付いています。

MARTIN HD 28 1978 動画紹介!
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