GUILD D-50 1967
EX- OHC ¥990,000

バリッと切れの良いレスポンス感のある鳴りの良い稀少な60年代ブラジリアンモデルです。
D-50は1962年から生産が始まり、ブルーグラススペシャルと言う愛称で呼ばれていました。当時のカタログにはローズウッドとだけ記載されており、マーチンと違い、1960年代でもインディアンローズウッドのものも見られ、ものによってはサイドだけブラジリアンローズウッドだったりと、当時はブラジリアンもインディアンもあまりこだわっていなかったようです。
この1967年モデルは、貴重なブラジリアンモデルで、サイドの材はインディアンにも見える杢目ですが、何とも言えません。ハカランダらしいエッジの立った、ブライトなサウンドで、あきらかに70年以降のローズウッドモデルとは違う魅力的な楽器だと思います。
1969年のワシントン条約以降はブラジリアンでの生産はありませんので、大変貴重な楽器です。
トップはスプルースで、色みがジャーマンスプルースっぽい感じです。サイド、バックはハカランダ、エボニー指板、ハカランダブリッジです。ペグはオリジナルのパテント刻印のグローバー102Nで動作はスムーズです。
ヘッドプレイトのセルは縮んで隙間、波打ちが出来ていますが、この年代のギルドの特徴で、気にする必要はありません。
大変綺麗なコンディションですが、ヘッドバックにわずかなクラックリペアー跡があります。ネックが折れているわけでは無く、ひび割れ程度で、キッチリ接着されていますので、特に音や強度への影響はありません。
ネックバックにもカポキズが目立ちますが、演奏には気にならない程度だと思います。
指板6弦ナット部にチップ跡があります。これも特に影響がありませんので補修したりはしていません。
ナット、サドル、フレットは交換調整済みで、弾き易くセットされています。
ナット部幅42.5ミリ程度のレギュラーグリップです。
12フレット上の弦高は6弦2.1ミリ、1弦1.6ミリで弾き易いセットです。
アジャストロッドも余裕がありますので、お好みの高さに調整も余裕をもって出来ます。
やや芯の太い感じのパワフルで立ち上がりの良いサウンドです。
硬質なエッジの効いたトーンで、しっかりと切れの良い乾いた感じの響きで、伸びやかに響きます。
指弾きだと一音一音のクリーンな感じのトーンでハッキリした粒立ちで、ハイポジションまでバランスの良い音です。
強めのフラットピッキングでのストロークは、この楽器の特徴が一番生きる感じで、エッジの効いたタイトなサウンドが味わえます。
ハカランダらしい立ち上がりの良い芯のあるサウンドは、やや荒っぽいジャキジャキ感がありますが、それもあわせて良い感じのギルドサウンドです。
滅多に出ない、大変な貴重品でプレミアム性の高い楽器です。ハカランダギルドを所有出来る貴重なチャンスですね。
当時のオリジナルハードケース付きで、これもなかなか貴重です。

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