GIBSON L-50 BK 1935頃
EX+++ HC ¥418,000 SOLD
ブラックフィニッシュ、シルクスクリーンロゴ、タイガーストライプピックガード、フラットバックと、超希少なスペックのL-50です。
枯れた軽快でいて芯のある泥臭い味で、アーチトップビンテージらしい抜けの良いトーンでいて暖かみを感じさせる雰囲気バツグンの楽器です。
L-50は1932年から制作が始まっていて、当初は14インチのコンパクトなモデルでしたが、1935年から16インチフルアコースティックモデルとなり、ギブソンアーチトップのメインモデルとして1970年頃まで販売されていました。
今回の楽器は16インチにモデルチェンジした直後のモデルで、バックがフラットバックとなっています。資料によるとこの仕様は1935年のみとなっていますので、この楽器は1935年製だと思われます。中でも珍しいブラックフィニッシュはなかなかありません。
トップはスプルース、サイド、バックはメイプル、ハカランダ指板、ハカランダアジャスタブルブリッジです。
ヘッドロゴはシルクスクリーンのスクリプトです。
ペグはオリジナルオープンバック3連で、トルクムラはありますがまだチューニングは問題ありません。
ピックガードはオリジナルタイガーストライプ柄、テイルピースはオリジナルのままです。
ナット交換、新しくリフレット再調整済みで弾き易くセッティング済みです。
バック向かって左下にヘアラインクラックの修理跡があります。
全体に細かくウェザーチェックが入っていますが、塗装の艶は綺麗に残っています。
それなりに表面的なキズ、バックエッジの塗装剥がれとかはありますが、この年代としてはかなり良い保管状態の楽器です。
メンテナンスの行き届いたバツグンのコンディションと言えると思います。
ナット部幅44ミリ程度、三角の太目ネックです。
アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.4ミリ程度でセットしています。
アジャスタブルブリッジですので手軽に高さ調整出来ますが、このくらいがバランスが良い感じです。
カラッと乾いた感じで軽快な立ち上がりながら、しっかりと芯のある抜けの良いトーンで鳴ります。
泥臭い味わいたっぷりのサウンドで、ラグタイムっぽいフィンガースタイルでの演奏やブルース、スライド演奏といった演奏には、この楽器ならではの魅力があります。
弾き語りやバンドでの演奏にもカッコ良いですね。
オープンチューンでの演奏も泥臭いサウンドが良い感じです。
オールマイティーに使うにはクセがありますが、渋い雰囲気のオールドスタイルの音楽にはこの楽器でしか出ない味があります。
汎用のハードケース付きです。
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