MARTIN 5-18 1947
EX+++ HC ¥550,000 SOLD 動画追加しました!

マーチンシリーズでもっともコンパクトなサイズで制作される5シリーズの1947年ビンテージです。
資料によると1890年代からわずかに制作されていて、1919年からはレギュラーモデルとしてラインナップされています。とは言え他のモデルに比較して生産数量が少ない大変貴重な楽器です。
今回の楽器のように綺麗な状態の40年代ものを入手出来るチャンスはなかなか無いと思います。コレクションとしての価値も高いと思います。
546ミリ程度のショートスケールですので、普通のギターの3カポと同じくらいです。
これでレギュラーチューニングですので、テンションが弱く、やさしいタッチで演奏出来ますが、強く押さえたりすると音程がシャープぎみになったりします。
1音高くチューニングするかミディアムゲージを張るとかなり安定します。
コンパクトなパーラーサイズで手軽に爪弾くには、大変可愛い楽器です。
小さいですが作り込みはレギュラーギターと同等で、音量はともかく綺麗な質感の高い音で楽しめます。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、ハカランダ指板、ハカランダブリッジです。トップのスプルースは見た目アディロンダックスプルースに見える材です。資料ではアディロンダックは1945年までとなっていますが、小さいサイズの材はまだこの年でも残っていて使ったのかも知れません。
ピックガードはオリジナル鼈甲色セルでマーチンクラックはありません。
ペグはオリジナルオープンバックスロットタイプで、トルクが硬い箇所があったりしますが、まだ普通に使える状態です。
多少色焼けしていますが、それほど変色していません。ウェザーチェック、細かなキズはそれなりにありますが大変綺麗な極上コンディションです。
ナット部幅41ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
真っ直ぐに調整済みで弾き易いと思います。
レギュラーチューニングで12フレット上で6弦2.54ミリ、1弦1.1ミリ程度でセットしています。
ライトゲージだとかなりテンションが弱く弾き易いですが、1弦とかを強く弾くと気持ちビレぎみになります。レギュラーチューニングでしたらミディアムゲージのほうがしっかり感が出て良いかも知れません。
やさしい感じの暖かみのある、ウクレレチックな低音の箱鳴り、高音は繊細で粒立ちが綺麗で艶やかな響きです。
乾いた枯れた感じで、それなりにボリュームはありますが、大きな音量よりもやさしいシンプルなサウンドを楽しむ楽器です。
手軽に部屋で爪弾くにはとっても良い楽器ですね。
汎用の内部クッションで合わせる専用サイズハードケース付きです。

MARTIN 5 18 1947 動画紹介!
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