BC RICH B-300D 1970代 EX+++ HC ¥792,000
エレキギターのブランドとして知られるB,C,RICHは、1960年代中期に「BERNARDO CHAVEZ RICO」によってロサンゼルスでギターを制作する工房から始まりました。
当時のフォーク音楽の流行もあって、1960年代後期にはブランド名をB,C,RICHとして本格的にアコースティックギターを制作販売しています。
1974年に発表したモッキンバード、イーグル、ビッチと言った独創的なデザインのエレキギターが大人気となり、アコースティックギターは1970年代後半には生産終了して、エレキギターメーカーとして世界中で人気となりました。
今回の楽器は、1970年代中期に制作されたハンドメイドによる楽器で、1978年のカタログに掲載されているモデルです。
後期モデルならではの個性的なデザインのヘッド、ブラジリアンローズウッドを採用した、豪華スペックです。
立ち上がりの良い艶やかでパワフルな箱鳴りサウンドで、暖かみを感じさせる豊かな響きです。
滅多に見ることの出来ない超稀少モデルです。
当時、日本にも輸入されていましたが、大変高価だったこともあり、数はほとんど売れてはいなかったようです。
トップはジャーマンスプルース、サイド、バックはブラジリアンローズウッドで3ピース、エボニー指板、エボニーブリッジです。
ヘリングボーンバインディング、アンダーフィニッシュ鼈甲色ピックガードで、ポジションマークは雲形のアバロンインレイです。
ペグはグローバー102ゴールドで、動作はスムーズです。
ナット交換、リフレット擦り合わせ調整、サドル交換と言った消耗パーツのメンテナンスがしっかりとされています。
内部ブレイシング構造は、マーチンタイプのXブレイシングですが、独自のパターンのトーンバー構造で、手工制作の楽器ならではの緻密な作り込みで制作されています。
ピカピカで大変綺麗な状態ですが、トップ向かって右下に割れの補修があります。指板セルのチップ箇所もあります。
ナット部幅43.0ミリ程度のやや太目レギュラーグリップネックです。アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.6ミリで、弾き易くハイポジションまでバランスの良いセッティングです。
サドルの高さにはほとんど余裕はありませんが、さらに下げる場合アジャストロッドを締めることでもう少し下がります。
とは言え、今でもかなり低いですので、これ以上低くしすぎるとせっかくの立ち上がりの良いしっかり感のあるトーンがスポイルされると思います。
バリッと明るく立ち上がりが良く、パワフルに鳴ります。
粒立ちがハッキリとしていて、軽快感のあるトーンでいて、低音の豊かな量感もあり、バランスの良い鳴りの良い楽器です。
乾いた感じでレスポンスが良く、はっきりとした煌びやかなトーンで華やかに鳴ります。
マーチンほどの繊細な艶やかさではありませんが、メリハリ感のあるパワフルな立ち上がりのサウンドで、ハカランダらしい芯のある鳴りが良い感じです。
軽いフィンガータッチのプレイからダイナミックなストロークまで、音に表情があって楽しめる楽器です。
当時の専用ハードケース付きです。
たぶん、次に目にするチャンスはほとんど無いと思える超希少モデルです。

B C RICH B 300D 1970s 動画紹介!

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