2006 年9月26日 GIBSON 社 モンタナ工場見学
 
モンタナ州ボーズマンにあるギブソンアコースティックギター工場です
飛行機でシアトルから2時間ほどのボーズマンにあるギブソンモンタナ工場に見学に行きました。
今回はギブソン社と山野楽器主催の工場研修で、通常、一般の方の見学はできませんが、特別に工程を撮影させて頂きました。
1989年からギブソン社のフラットトップアコースティックギターは全てこの工場で生産・出荷されています。
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生産工程
 
材料置き場(右)(左) ローズ、マホガニー、メイプル等の資材が積み上げられています
 
バック板2ピースの真空圧着(左) ネックの削り出し(右)
 
トラスロッド挿入後のネック(左) ダヴテイル(右)
 
指板・フレットの溝切り(左) インレイワークはCPU制御とハンドメイドの物があります。
 
フレット打ち(左) 指板バインディングの接着(右)
 
シリアルNOを打つスタンパー(左) サイド板は熱で曲げる・実演するレン・ファーガーソン氏(右)
 
ネックブロック、エンドブロックの接着(左) 型に入れて内側からジャッキで圧をかける(左)
 
バックブレイシングの接着(左) ブレイシングとブリッジプレイトが付いたトップ板(右)
 
サイドにブレイシングの溝を削る(左) トップ、サイド、バックが接着されました(右)
 
バインディングを巻いてます(左) ネックとボディーのセットアップと塗装前のバフがけ(右)
 
サイドバックの生地着目止め(左) ラッカーはスプレーで1本、1本吹いています(左)
 
バインディング部分の塗装は1本、1本、丁寧に剥がします(右) 最後にクリアーを全体に吹きます(左)
 
熱をあててブリッジ部分の塗装をカット(左) ブリッジを接着(右)
 
ペグなどのパーツを取り付けて完成(左) アーティストショップ内にて、製作中の楽器などを紹介してもらいました。
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楽器の木工作業は、手作業と機械作業が効率よく分業されていますが、塗装〜検品までの各作業はほとんど手作業です。
価格帯に関係なく、一貫性をもって楽器が製作されている事に大変、感心しました。
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