HEADWAY WOODMAN CUSTOM BRAZIL 限定製作決定   

HEADWAY GUITARルシアー百瀬氏の手による、ハカランダ限定モデルの製作が決定しました。
今回は、1938年D-45を、細部まで採寸のうえ、プリウォーD-45のゴージャスで豊かなサウンドを再現します。
もちろん、百瀬氏のギターの特徴でもある粒立ちのクッキリした音抜けの良さも反映して、今までにない、至高のギターを計画しています。


1938年オリジナルのD−45を、実際に採寸しました。
当時のD−45は、ほとんどカスタムオーダーのため、同じ年代のD−28等とは、板厚が部分によって異なります。
まず、細部の形状やスペックを再現すると同時に、百瀬氏の精巧な製作技術で作り込むことで、オリジナルとは違った魅力ある楽器に仕上がることでしょう。
トップ材は、いろいろ検討した結果、一番戦前のアディロンに近い特性を持つヨーロピアンレッドスプルースをチョイスしました。
現在入手できるアディロンダックは、戦前のものに比較して、材の粘りが少なく、見た目にも美しいものを入手することが出来ません。
アメリカンレッドスプルースも同様で、現在のアディロンダックには近いですが、目幅も広く、オリジナルD−45の雰囲気には合いません。
イングルマンやアルパインスプルースでは音色がやさしく、D−45のゴージャスな艶やかさを再現するのは難しいと思います。
写真のように、目幅、色合いと見た目にもアディロンに近く、百瀬氏によると、音の特性も一番近いとのことでした。
一本一本、トップの削りが出来た段階で百瀬氏のシグネイチャーを入れて、撮影しておいてもらうことにしています。

今回、製作予定のモデルは、1938年D-45X3本、1938年000−42X3本、1938年D−28X2本です。
オリジナルスペックに忠実に製作しますが、D−28も45同様の作り込みで、デザイン違いでの製作を予定しています。
ヘッドインレイはD−45はトーチ、000−42、D−28はノーブランドで、すべてヘッド裏にHEADWAYロゴが入ります。
バインディングストライプもウッドを使い、出来る限り、当時のオリジナルの雰囲気で仕上げます。
ペグはウェイバリーでレギュラーフレットで仕上げます。ピックガードは現在探していますが、なかなか戦前風のものが無いため、鼈甲風セル(現在のD-CUSTOMと同じ)になるかも知れません。

 販売価格は、それぞれ、以下の金額になります。

1938年D−45 #1 \SOLD(税込み)

1938年D−45 #2 \1,155,000(税込み)

1938年D−45 #3 \1,155,000(税込み)

1938年000−42 #1 \SOLD(税込み)

1938年000−42 #2 \840,000(税込み)

1938年000−42 #3 \840,000(税込み)

1938年D−28 #1 \SOLD(税込み)

1938年D−28 #2 \682,500(税込み)

Xブレイシングパターンの見本です。
予約受付
上記数量のみしか製作することが出来ませんので、ご希望の方には、事前予約をお受けいたします。
ご予約は、上記モデルナンバーをご指定のうえ、当店御茶ノ水店、渋谷店にご連絡ください。
予約が重なる場合は、先着の方を優先とさせていただきます。
大変申し訳ありませんが、予約確定時に、予約金として¥50,000をいただき、万一、商品ご購入にいたらなかった場合は、返金させていただきます。
楽器の出来上がりは、2009年3月くらいから6月くらいまでの予定です。




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