2007年7月13-15日 ニュージャージーギターショー情報    

去年までフィラデルフィアで開催されていた、ゲーリーバネット主催のグレートアメリカンギターショーが、ニュージャージーに移動した最初のショーです。新しい会場は、ニューヨークマンハッタンから約一時間ですが、緑豊かなかなり田舎町で、のどかなところです。

上左は、会場準備中の写真で、従来より広い会場で、ブーススペースも広く、余裕があります。
右は、開場後の様子で、残念ながら、集客は少なく、盛り上がりに欠けていました。
新しいロケーションでのショーのため、まだお客様には浸透していないようでした。従来だと、開場と同時に大量の人が並び、列が切れるのに一時間や二時間かかることがありました。

いつもだと、自分のギターを持ち込み、売りに来る人もかなりいましたが、今回は持ち込みがものすごく少なく、期待していた土曜日の買い付けは空振りに終わりました。残念。
写真右は、友人のHANKの甥のジャスティン君。私のことをかなり若いと思ったそうで、とってもなついてしまいました。
アメリカ人の子供だと、日本人の年齢はわかりにくいんですね。

開場での友人たちです。写真が見当たらない人もありましたが、とりあえず紹介します。
左の腰に手をやっているのが古い友人のハンク。ごきげんにギターを持っているのがデレク、太っているのがジェミーです。

左から、息子といっしょに来ていたジェイで、平日は大学で教えています。
真ん中はラリー、手にしているのは二本で3000万円のロアーF-5です。後ろを向いてバックを見せるところがお茶目ですね。

ジョニーおじいさん夫婦はいつもお兄さん夫婦と来ていましたが、二週間前にお兄さんが亡くなったそうです。気の良い、オシャベリなお爺さんで、かなり訛りが強く、聞き取れないにもかかわらず良く話す人でした。
マンドリン怪人と呼ばれるチャールズ、かなり変わったおっさんです。
そのほか、たくさん来場していましたが、写真を撮影していなかったり、間違って消去してしまったりしていました。
また、日本からもストラトクレイジーさん、ハイパーギターさん、クロサワ楽器さん、ESPさん、ストリングフォニックさん、メインストリートギターさん等が来場されていました。

開場で見つけた貴重品
今回は業者さんの数は多く、いくつか貴重な楽器も見られました。
また、ストラトやテレ、ギブソンのエレキは希少なミントコンディションの楽器を大量に見ることが出来ました。特に、エレキではバーモントコレクションがすごく、ショーの回を重ねるごとに、ものすごい楽器が増えていきます。

小物や本、パーツ当、品揃えの豊富なブースで、ほぼすべてのショーに来ています。
真ん中は今回、一本だけあったプリウォーヘリングボーンD-28。とにかく高いです。
エバリーも発見、価格表示が出ていない展示のみの楽器です。

ラリー所有のF-5ロアー、もう一本と合わせて3000万円、ギブソンオリジナルマンドリンは、これほど綺麗なオリジナルを見ることは出来ないと思います。
ナショナルスタイル3は、本当に極上コンディション。バーモントコレクションの楽器です。

左前の楽器は、J-160Eのようでピックアップを付けた形跡がありません。ファクトリープロトタイプで、多分これ一本だけの珍品です。
真ん中のレッドJ-45も貴重品ですが、その新品同様のコンディションに驚かされます。
右のダブルネックは写真ですら見たことが無い、大変な珍品です。ヘッド部分はつながっています。

左はフェンダーワイルドウッドのコレクション。中はセミアコでマンドリンとギターのダブルネック、初めて見ました。
レスポールのタグ付き新品同用品も貴重ですね。

左はカスタムカラーの新品同様コレクション。
グレッチはカクタス、ホーンインレイの貴重品で、しかも極上コンディションでした。

新品同様のカスタムカラーフェンダー、レスポールも極上のタグ付きです。
真ん中のバンジョーは1920年代、右のES-335のような楽器は、6弦ベースです。初めて見ました。



これらは、バーモントコレクションの楽器で、その状態の良さ、希少性の高さと数量は、とにかく驚きです。
従来だったら、ひとつの業者さんやコレクターのブースの目玉として、数本飾られるような貴重品ばかりを、これだけ大量に展示しているブースは他にありません。


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