2009年2月28日SPARTANBURG VINTAGE GUITAR SHOW

28日は、土曜と言うこともあり、朝から大変な行列が出来ていました、。会場後、二時間たっても列が途切れませんでした。
かなりローカルなせまい会場のイベントで、しかも朝から雨だったにもかかわらず、この入場者数は驚きです。
主催者のゲーリーも上機嫌でした。
デパートやファクトリーアウトレットでは、客数が少なく、大幅なディスカウントPOPが目立ち、不況感がありましたが、ギターショーはまた別な感じです。
会場を見ていただいてもわかるように、ディーラーもお客さんも99.9%が白人です。ビンテージギターに興味を持つ人達には、この不況もあまり影響が無いのかも知れません。
今回は、特に自分のギターを持ち込んでいるお客さんが大変多く見られました。みんな、けっこう高い金額を希望していました。
とにかく賑わいは、予想をはるかに超える感じでした。


ゲーリーとその友人のコレクション、1942年D-28(左)と1936年シェイドD-28です。
展示はしていませんが、知り合いが来るとテーブルの下から出して見せていました。
特にシェイドのD-28は爆鳴りと言えるすばらしい鳴りの楽器です。
今日の夕飯は友人のハンク、ビクターといっしょにタイ料理に行きました。おいしかったけど微妙な味わいでした。
食事中にいろいろ話をしましたが、やはりアメリカでのギター市場は、日本ほど悪くないようでした。
高額なエレキが売れていないことは、前回のオーランドリポートでも書きましたが、中価格以下の楽器は、かなり動いているようです。
E-BAYでも、活発に回転していて、なかなか安く入手することが困難なだと嘆いていました。
高額ビンテージエレキの分まで販売することは出来ませんが、特にアコースティックの良い楽器は、以前以上にすぐに買い手が付くようで、ディーラーのみんなも、あまり困った状況では無いようでした。

ディーラー展示が減ったために通路が広く確保されていますが、それでも人がいっぱいで歩くのに気を使うくらいです。

ビンテージギターだけでなく、新品も多く、また、かなりいい加減な改造中古も大量に展示されています。
比較的アコースティック関連の展示が多く、高額ビンテージはわずかしか展示されていません。

かなり希少なオリジナルファイアーバード。真ん中のダブルネックギブソンは、大変にレアな楽器です。50年代ゴールドトップやスペシャルもありました。しかし、このような楽器は、ほとんど商談が無いらしく、終日、展示が変わっていません。

かなりのガラクタもありますが、全般にアコースティック関連の楽器が多く展示されています。

小物、本、ビデオのコーナーもかなり賑わっていました。材料からカスタムオーダーで製作するギター製作のブースも。

非売品でしたが、ファクトリーオリジナルのブラックSJがありました。ウーン欲しい!

 


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