2011年10月14日から16日-ARLINGTON VINTAGE GUITARSHOW 会場レポート

テキサス州ダラスから車で30分くらいの郊外にあるアーリントンコンベンションセンターで開催される全米最大規模のビンテージギターショーです。ここ二年ほど、不景気の影響から出展規模が少なくなりつつありますが、それでもかなり大規模なイベントです。
今回は日本からの買い付けも円高のせいか増えていました。アメリカの買い付け業者さんの中では、ノーマンハリスがかなり大量に買い付けしていました。不景気のなか、他の業者さんがかなり慎重になっていましたので、際立っていました。
不景気で販売がふるわないなか、日本からの買い付け業者さんは朝一番から積極的で、初日業者日、二日目午前中でめぼしい楽器は無くなってしまいました。
ショーの集客は一時に比較して半分以下まで落ち込んでおり、以前は10時オープンから12時を過ぎても行列が途切れませんでしたが、30分もしないで普通に入れます。また楽器の持ち込みも極端に少なく、ユーザーからの直接買い付けはかなり少ないです。

今回、なぜかあちこちに50年代ブロンドのストラトが目につきました。
日本語のリッチーポスターと彼の使っていたギターの展示がありました、もちろん非売品でした。

オリジナルエバリー、SJ、J-35、J-55等はとっても高価で、結局期間中販売されませんでした。

プレミアム品の価格は、下がりきったあと、また高くなっている感じでした。しかし、さすがに動いていないようでした。











会場にユースドアロハを扱うブースがありました。今回、3枚買っちゃいました。



彼の持っているのはマーチン1930年代に一本だけ製作された、5弦ギターです。世界に一本だけの超希少なもので、しかもほぼ未使用品でした。これを買った当時のユーザーは結局使えず、ケースにしまったままだったんですね。非売品でした。



これも非売品でしたが、1941年D-28、極上品です。アディロンダック、ヘリングボーンでとにかく驚くほど状態が良く、素晴らしいの一言。



1994年、ギブソン100周年記念限定各月12モデルのコレクションです。12本セット販売でした。

59年レスポール、綺麗でしたがトラ目はあまり出ていませんでした。







会場で見つけたビンテージフォード、1950年代中期モデル、バンパーの形状から当時のタクシー仕様でしょうか。

こちらは50年頃のベルエアオープン、とにかく綺麗に仕上げてありました。

内装も完璧に仕上げてあり、よだれものの一台でした。勝手に記念写真を撮らせてもらいました。
こんな車でテキサスをドライブしたいな。


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