SPARTANBURG VINTAGE GUITAR SHOW 買い付け情報

アメリカ南部、サウスカロライナの田舎町スパタンバーグで毎年開催されるビンテージギターショーです。
主催は自身もアコースティックギターコレクターでもあるゲーリーバネットで、彼の人脈と人柄のせいか、数は少ないながらも良い楽器が集まるイベントです。ただ、近年では規模が小さく、数を買えないこともあったため、最近来ていませんでした。今回はゲーリーのコレクションの一部を譲ってもらえる話で、久々のスパタンバーグです。

こちらが準備中の会場、すぐに見渡せる程度の広さです。このギターショーだけで買い付けだと、うまく買えれば良いですが、外すと厳しいですよね。


左はゲーリーのプライベートコレクションでADJハカランダのバリバリ極上コンディション、オリジナルケース、ファーストオーナーが買ったときのレシート、オリジナルタグ、当時の教本、カタログがすべて揃っています。とりあえず現在は販売する気持ちは無いとのことですが、価格が気になってしようが無いです。
右のおじさんの楽器はES-295のカスタムチェリー、ゴールドは見かけますがこのカスタムカラーは見たことありませんでした。貴重品ですね。

24日日曜はお客さんも少なく、ブースでセッションしているおじさんがいたりとノンビリムードです。
今日は天気が回復してあったかです。18度くらいだそうです。

ファラオの帽子をかぶってもらったのは、このブースのおじさんの娘さんです。オヤジに似ないで可愛いです。

今日の買い付けはタグ類が揃った極上のHD-28、1978年です。フルオリジナルです。
この二人のくつろいだおっさんは、左チップ、右デレク、いつもお世話になってます。

23日さて、今日の買い付け品です。

さて、今日22日はギターショー初日です。朝からディーラーやコレクターさんがのんびり搬入してきました。心なしかいつものギターショーよりもみんなのんびりしていますね。早速、主催者のゲーリーバネットに問い合わせていたD-28ヘリングボーンを見せていただきました。

交渉の末、譲ってもらうことになりました。今回のイベントの目玉商品です。
なんでも、リーマンショックの直前には$70,000の価格がついていたそうですので、当時の125円のレートで計算したら大変な金額ですよね。
昨年、所有していたオーナー氏から相談を受けて引き取り、ゲーリーのコレクションとして保管していたものだそうです。
 詳しい写真を撮影しましたので、こちらもご覧ください。

22日今日の買い付け商品です。

GIBSON C&W 1965 EX HC
レギュラーグリップ初期モデル

GIBSON B-25 1963 EX SSC
薄ガードの初期モデル

GIBSON LG-1 1961 EX OSSC
枯れた箱なり、ストレイトブリッジ

KALAMAZOO KG-14 EX HC
L-00ブルースキングタイプ、極上コンディション

GIBSON J-50 1965 EX+++ HC
レギュラーネックの初期タイプ、綺麗な保管

GIBSON LG-2 1956 EX OSSC
枯れた箱なり、良い感じです

GIBSON B-25 1963 EX SSC
薄ガードの初期スペック

GIBSON J-45 1963 NM-- OSSC
オリジナルタグ、ケース、極上ピカピカ

GIBSON B-25 1967 EX+++ SSC
綺麗な後期もの、パーカッシブサウンド

GIBSON B-25 1968 EX HC
スロットサドルに交換、音良いです

GUILD F-30NT EX 1968-9 HC
ポールサイモンスタイルの60年代もの

GIBSON LG-0 1958 VG+++ HC
使い込まれた初期モデル、音は味があります

EPIPHONE FT-30 EX+ OSSC
オールマホガニー、泥臭いサウンド

MARTIN GT-75 1966 EX+++ OHC
極上綺麗な60年代マーチン

21日


20日夜にワシントンDC経由でスパタンバーグに到着しました。都合14時間のフライトでグッタリでした。
21日、通常、前日は近くの楽器屋さんとかを回ったりするんですが、この近所には無く、行こうとするとかなりの長旅になります。どうせショーで会えるんで近くのアウトレットモールに行きました。
今回、ゲーリーの指定してくれたホテルがいっぱいだったため、アメリカンなモーテルをとりました。駐車場からそのまま部屋は便利ですよ。



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