DALLAS GUITAR SHOW 買い付け情報
テキサス州ダラスで毎年開催される全米でも最大規模のギターショーです。
アメリカのギターショーでは最も歴史が古く、かつ規模も大きいことから、例年世界中からディーラーやバイヤー、ブローカーが集まります。
ダラスのショーは、春のダラス、秋のアーリントンがあり、ここ数年はゴールデンウィークと重なったこともあり、春は来ていませんでしたが3年ぶりの春ダラスです。

会場はダラスのルネッサンスホテル横のマーケットセンターです。かなり広く中や外でライブ会場が設置されており、連日アーチストが出演しています。
今年から普通のローズウッドも輸出入がワシントン条約で規制されたため、発送時にCITESの輸出許可が無いと送ることが出来なくなりました。
そのため、いつも来るイギリスやドイツ、アジアと言った海外からのバイヤーが来ていませんでした。
私たちも、買うのは買っても、実際にCITESの輸出許可が出るのにどのくらいかかるか不明な状態です。夏までには目途が立つと思いますが、しばらくは今回の楽器の入荷の目途は立っていません。すみません。
今回は、ワシントン条約規制後はじめての買付けで、アメリカの市況を見たり、友人たちに会うのが目的で来ました。
また、アメリカでの許可手続きの進捗と実際にやってみないとわからないことが多いため、テストケースで来ています。

細かく仕切られたブースが延々と続く広大な会場です。ビンテージギターだけでなく新品メーカーの展示がかなり多くあります。

今回買付けた一本、1903年のMARTIN 1-21です。コンパクトなボディーでアディロンダックトップ、ハカランダサイドバックの貴重品です。
13キロまでの個人使用のものは通関が免除されることになっていますので友人に頼んでこれだけ送ってもらおうかな。
実際、ワシントン条約規制後も少数のギターは個人名で発送、受け取りすることで入荷出来ています。

5月7日(日)
本日買付商品です。実際に入荷出来るのは当分先になると思います。
5月5日(金)
日本への入荷が出来た時点でホームページで詳細を掲載します。よろしくお願いします。

今日会場で見つけた楽器の一部です。ダラスはアコースティックよりもエレキが圧倒的に多いですが、たまにお宝がありますよね。

D-41の1976年新品に近い極上品、000-28の1950年代、これも綺麗です。ビートルズスタイルのJ-160E

バナーJ-45、とにかく高くなりました。200万円近い売価になりそう。戦前の0-28Kヘリングボーン、希少です。

ダラスはアコよりエレキの希少な楽器が多く、新品も含めてエレキがメインな感じです。

小物、パーツ、アクセサリー、なんでもあります。

子供のプレイヤーもあちこちに見られました。けっこう上手いです。

マーチンD-451938年オリジナル、J-200の12弦、59年レスポールと目の保養です。

ピカピカ極上のオリジナル0−45、欲しい!

オークション出展予定の極上59レスポールです。いくらで落札されるのでしょうか?

会場にはいろいろなブースがあるのですが、なんとビンテージカーの展示もありました。
ウワー!欲しい!


左はアイアンバンパー時代のコルベット。右はポンティアックファイアーバード60年代後期モデル。いずれも完全レストア済みでピカピカです。
エンジン回りもピカピカです。特にこのコルベットは欲しいです。

ギターショーの後は古い友人のハンクと和食のお店でいただきました。
ビンテージギタービジネスをやりながら、ミュージシャンとしてメンフィスで活動しています。前の会社での買付けから始まり、私の独立創業時から大変お世話になっています。
20年以上前に知り合い、現在まで彼の波乱万丈の人生を見て来ました。離婚、結婚、子供、一時はフロリダやテキサス、フィラデルフィアに彼女がいましたが子供も大きくなって離婚、現在は孤独な一人暮らしです。
ビンテージキャデラックを複数所有し、私がビンテージカーを買おうと思ったきっかけともなりました。

5月4日(木)
夕方、ギターショーのチェックインを済ませてジャパニーズレストランで食事をとりました。
明日から忙しいんで、今日はノンビリです。


5月3日(水)
ゴールデンウィーク中でもあり航空券がなかなか取れずANNAのヒューストン経由でダラスです。
ANNAは何といってもいつも使うUNITEDよりも食事が美味しいのがうれしいですよね。その代りUNITEDのチケットだとゴールドメンバープラスシートへのアップグレード無しでちょっと狭いです。



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