PHILADELPHIA GUITAR SHOW買い付け情報
夏と秋、年2回開催されるビンテージギターショーです。
ペンシルバニア州フィラデルフィア郊外におあるキングオブプロシア近くで、のどかなエリアです。 主催はビンテージコレクターとしても有名なゲーリーバネット氏で、彼のショーには多くのアコースティックコレクターやディーラーが集まることでも評判です。ダラスのような規模感ではありませんが、毎回、貴重な楽器がゲット出来ることが多いショーでもあります。
  
この時期のフィラデルフィアは、もう寒く、ホテルの周りは紅葉が終わって冬枯れが始まっています。
今朝の予報では最低気温マイナス2度でした。
ショー会場の周りには巨大なショッピングモールやアウトレットがあり、自然が豊かでとっても良いところです。
 
会場は広大なエクスポセンターです。今回はブースに空きが目立ち、ディーラー数も来客も少な目でした。
11月10-12日買付商品
 
 
社員研修をかねて全員で買付に来ました。
1964年D-28E、極上の希少モデルです。ゴールドメッキ仕様の最終年度モデルがこれだけ綺麗な状態で入手出来ることはまずありません。
コレクションとしても価値の高い一本ですね。
TEXANのチェリーレッドも、なかなか見ることのない貴重モデルです。1968年から69年にわずかに制作されたもので、実際に手にすることはほとんど出来ません。
STELLINGスタッグホーンのブロックリム、トップテンションモデルも大変な貴重品ですね。

GIBSON F-4 1923 |

GIBSON J-185 1958 |

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GIBSON LG-0 1966 |

GIBSON LG-0 1958 |

GIBSON LP-DX GT 1971 |

MARTIN D-12-20 1972 |

EPIPHONE FT-30 1963 |

GUILD D-4 1992 |

GIBSON L-0 1928 |

GIBSON L-50 1935 |

GRETSCH RAMBLOR 1960s |

GIBSON LG-0 1958 |

EPIPHONE TEXAN 1968 |

GIBSON SKYLARK 1958 |

MARTIN STYLE 0 1060s |

NATIONAL RESO PHONIC 1960s |

FENDER MUSIC MASTER BASS 1977 |

MACAFERI GUITAR 1060s |

MARTIN D-21 1969 |

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GIBSON HUMMINGBIRD 1968 |

MARTIN D-28E 1964 |

GIBSON L-0 1926 |

GIBSON LP-DX 1972 |

GUILD STARFIRE 1975 |

GIBSON RB-800 1974 |

STELLING STAGHORN 1977 |

TOP TENSION |

GUILD M-65 3/4 1966 |

FENDER ST OWH/M 1974 |

GIBSON B-15 1969 |

GIBSON ES-125TDC 1967 |

GIBSON LG-1 1949 |

FENDER MUSIC MASTER 1978 |

GIBSON B-12-25 1963 |

KALAMAZOO KG-11 1930s |

KALAMAZOO KG-11 1930s |
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現在CITES許可申請のため、入荷にはかなりの日数がかかる見込みです。入荷次第調整後展示します。
11月13日 ニューヨーク楽器店見学
  
地下鉄でニューヨークの楽器屋さんをめぐってきました。
   
RUDDY'Sミュージックは高級専門店で、小さいながら品ぞろえの良いお店でした。
30STギターズ、CARMINE STギターズ、CHELSEA ギターズ、URTRAサウズ
  
MATT UMANOVはビンテージも多く扱う老舗でしたが、どうもお店を整理しているようで、ほとんど何も無い状態でした。
圧巻はやはりSAM ASHとGUITAR CENTERで、その広さと品ぞろえの多さはものすごいです。
 
タイムズスクエアーのギターセンターには、エリッククラプトンが愛用していたES-335とブラッキーが展示してありました。
クリスティーズオークションで1億円で落札されたあの本物のブラッキーが見れてラッキーでした。
なお、昔は48丁目が楽器屋街でしたが、今はもうありません。寂しいですね。
あと、歩いたニューヨークの街並みの写真です。
  
  
  
11月9日 MARTIN 工場見学
 
今日は社員研修のためマーチンギター工場見学に来ました。
ペンシルバニア州ナザレスにあるマーチン工場は、地元でも有名で、私たちが行ったときも子供たちからお年寄りまで工場見学に来ていました。
これだけ巨大な工場で、年間数万本を制作していながら、手作業の工程が多く残っており、それがマーチンの魅力につながっていることを実感出来ました。
  
マーチン工場のあるナザレスは、もともとドイツ系移民が暮らす場所で、今も古い家並みがそのまま残る、のどかな田舎町です。
まるで映画のセットのような街並みで、とっても良い感じですが、本当に田舎です。
工場にあるマーチンミュージアムです。古い工具とともに歴代の名器が展示されています。
        
 
ちなみに、展示楽器には手を触れられませんが、特別に1834年の最古のマーチンギター(写真)やオリジナルD-45等の貴重な楽器を試奏させていただきました。ありがとうございました。
中に、私の友人でメンフィス在住のラマーソレント氏の絵も展示されています。(ちょっと嬉しい)
こちらから工場の様子です。もの凄く広く大きな工場ですので、写真はごく一部ですがなんとなく雰囲気がわかればと思います。
 
左の塗装バフ仕上げロボットは動きがとても正確ですごいですね。右の製材工場はおおがかりで、いかにも工場と言う感じです。
  
大きな工場ですが、手作業の工程が多く残っており、特にカスタムショップセクションでは、そこまで?と思えるほど手作業で制作しています。
   
もちろん、レーザーロボットを使った正確なカット等、最新設備はありますが、まだまだ、こだわりが感じられる工場です。
  
   
  
  

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