SPARTANBURG GUITAR SHOW買い付け情報
スパータンバーグはアメリカ東海岸に面する南部州サウスキャロライナにある田舎町です。日本では馴染みの無い地域ですが、ここで毎年2月末にギターショーが開催されます。イベント自体は小さなスケールですが、この時期に20度から25度ほどある温暖な気候で、日本から来るにはちょうど良い気候です。
主催するのは、ビンテージコレクターとしても有名なディーラー、ゲーリーバネット氏です。ゲーリーは特にアコースティックギターに詳しく、ギブソンへの資料提供やアドバイスも行っているとのことです。そのせいか、アコースティックのマニアックなコレクターの参加もあり、例年、お宝が見られるチャンスがあるのも、このイベントに参加する楽しみに一つです。
また、ゲーリーをはじめ、親しい知り合いのディーラーやコレクター、ブローカーに会えるのも楽しみの一つです。
ただし、規模が小さいですので、外したら商売にならないくらい買えない可能性もありますので、そこは賭けですね。
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2月26日

無事ピックアップ出来ました。
朝から日通アトランタ支店に連絡をとったんですが、担当者が電話中と言われ、折り返しを1時間待っても連絡無し、再度連絡するも外出中。
アトランタには日本人の担当者がいないため、詳しい交渉が私の英語力では自信が無いため、いつもお世話になっている日通フィラデルフィアに連絡をとって事情を説明、再三電話していただき、やっとトラックを手配してもらえました。
実際にトラックが来てくれたのはもう夕方5時、一日がほとんど終わってしまいました。
「コラっ!サミュエル(日通アトランタの担当者)!せめた謝罪の連絡くらいよこさんかーーーーー!」と怒っています。

2月25日
今日は最終日で、残念ながらお客さんの入場数が少なくて閑散としていました。だいたい日曜日はいつもこんな感じです。

今日は1965年B-25、ほぼ新品同様ワンオーナー品です。オリジナルソフトシェルケースは若干汚れてキズはありますが、楽器はほぼ未使用に近い極上品です。今回はJ-50とともに貴重なタイムマシーンコンディションが2本ゲット出来ました。

ギターショーが終わって、日通の集荷が来る予定が、来ない!
日曜のため、オフィスは連絡とれず、携帯も連絡とれずで、ボーゼン!
しかたなく、予定を変更しレンタカーで2往復してホテルに持ち込みました。気温25度の中、汗だくで20本からのギターをホテルに運びヘトヘトです。
日通さんからは日本人では無い人が責任者で集荷に来ると言われていましたが、まさか来ないとは!
たしかに、日本からは再三確認していましたが、こちらに来てからは確認連絡していませんでした。でも、日通さんですからね、こちらの知らない業者じゃありませんから。
とりあえず、明日ホテルに集荷に来てもらうかレンタカーをミニバンに借り換えてアトランタまでもって行くかだけど、予定が大狂いです。
こんなこともあるんですね。
ちなみに、ホテルが無駄に豪華で、仕事で使うにはもったいないです。



2月24日

24日は一般のお客様の入場日です。普通にギターショーを見に来る人、買う人、そして自分の楽器を持ち込んで査定してもらったり売る人といろんな人がいます。今回は入場者数はそこそこで、楽器を持ち込む人もいますが、持ってくる楽器がかなりジャンクが多いです。
やはり、規模の小さな田舎のショーはリスクがあります。
そんな中、写真のボブカーリンのコレクションのSJスクリプト1946年極上ものを入手出来ました。ものすごく高い値段を言っていましたが、私のために特別価格を出してくれたので、それでもかなり高いですが決めました。
ちなみに、ボブはプレミアムビンテージディーラーをしていますが、実は宥免なオールドスタイルバンジョープレイヤーで、レコード、CDも出てますし、自身のシグネイチャーモデルのバンジョーも出ています。
他には1946年アディロントップの綺麗なJ-45、これもバツグンの音で鳴ります。しかも極上オリジナルケース付きです。
他には、1963年D-28、これもコンディション、音ともにかなり良いです。
他、数は買えませんでしたが、なかなか味のあるビンテージをご覧ください。

GIBSON SJ 1946 EX+++
スクリプトロゴ、爆鳴り

MARTIN D-28 1963 EX+++
ロングスロット、音の良い極上品

KALAMAZOO SPORTS 1930s EX+
3/4コンパクトパーラービンテージ

GIBSON A-40 1956 EX
甘いトーン、希少なブロンド

GIBSON J-45 1946 EX+++
スクリプト、アディロン、爆鳴り

GIBSON EM-150 1956 EX+++
P-90エレクトリックモデル

GUILD G-37 EX+ OHC
メイプルバック、硬質な鳴り

FENDER CHAMP AMP 1966
ブラックパネル、深みのある音

2月23日
23日は初日で、デイーラー、業者さんとVIPパスを持ったコレクターやブローカーさんの日です。
もともと、規模が小さいショーですが、今回は来ている業者さんがかなり少な目で、楽器の数が少ないんです。いわゆるビンテージの定番と言われるギブソンのLGシリーズ、B-25、J-45や50の60年代、マーチンの70年代、ギルドとかがほとんどありません。
やば、久しぶりのハズレに当たった感じです。
とりあえず、何とか10本買付けましたが、明日に期待するしか無いですね。明日は一般の持ち込みもあると思いますので。

今日の目玉は1944年頃のバナーJ-45、音が抜群に良いんです。希少なマホガニートップのプリウォーもので、軽くチープな感じでいて圧倒的な箱鳴りサウンドで、ダイナミックに鳴ります。
もう一本のDOVEは69年で大変綺麗なコンディションです。硬質でエッジの立った音がカッコ良いです。

2月23日買付商品

MARTIN D-28 1978 EX+++ OHC
綺麗な鳴りの70年代もの定番!

GIBSON ES-125T 1964 EX+++
シンボディーフルアコ

GIBSON J-45 MAHO 1942-44 EX
枯れた素朴でいてワイルドな音

GIBSON J-50 1965 NM-
ワンオーナー新品同様

GIBSON A-40NT 1960s EX
希少なナチュラルブロンド

GIBSON DOVE 1969 EX+++ OHC
あざやかな色あい、硬質なサウンド

GUILD D-50 1980 NM- OHC
極上コンディション、パワフルサウンド

SILVERTONE 1547 EX
2PU希少モデル、クリーンサウンド

DOBRO DW-60SQ EX+++
ピックアップマウントのSQモデル

MARTIN D-35 1968 EX+++
豊かな鳴り、音綺麗です

夜はスパータンバーグで唯一の寿司レストランに行きました。前は小さな怪しい寿司レストランでしたが、今年来てみたら隣の広いお店に移動していて、しかも大流行で大変な混雑でした。その原因がこのメニューだと思います。
前は普通の握り寿司にカリフォルニアロールくらいで、あとはお刺身、天婦羅、揚げ出し豆腐、シューマイと言った感じでした。
今回はこのエスニック感満載の寿司メニューで、従来のメニューもありましたが、やっぱりこれがアメリカ人には受けるんですね。



ちゃんと日本のビールも置いてありましたが、すし職人さんもスタッフも日本人は一人もいませんでした。
ちなみに、意外と美味しく食べれました。もちろん、人によっては寿司を冒涜してるのかって怒るかも知れませんが、これも旅のだいご味ですよね。

2月22日
22日は周辺でショッピング行ったりでゆっくりしましたが、時差ボケで夕方爆睡してしまいました。夕飯の後も爆睡して夜中に眼がさえて困っています。あしたから仕事なのに、ホテルで寝れない夜がつらいです。




2月21日

2月21日にワシントンDC経由でしたが、ワシントンDCでフライトが2時間遅れました。小さなトランジットのジェットの不調で到着が遅れたようです。
でも、暗くなってスパータンバーグに着くときには綺麗な夜景が見れましたので、ま、ラッキーかなと。


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