PHILADELPHIA GUITAR SHOW 買い付け情報

ペンシルバニア州フィラデルフィアから1時間ほどの郊外でで開催される大規模なギターショーです。
主催はビンテージコレクターとしても有名なゲーリーバネット氏で、貴重な楽器が多いことで買い付けディーラーも多く参加します。


会場の様子の一部です。

貴重な楽器も見ることができます。














7月14日
最終日に3本買いつけました。

GIBSON J-45 1960
爆鳴り、セラミックサドル

GIBSON L-48SPRUCE TOP
スプルーストップ、芯のある鳴り

HARMONY MASTER 196s
チープでブルージー
買い付けが終わってコロナビールでリラックス、明日は日本に帰国です。


7月13日
今日2日目の買い付け品です。一般のお客様がかなり入っていましたが、なかなか良い楽器を売りに来る人は少なかったです。

SILVERTONE 1457 AMP GUITAR
2ピックアップ、稀少モデル

FENDER VIBRO CHAMP 1974
ビブラート、クリントーン

MARTIN D-12-18
華やかで美しい鳴り

DOBRO DW-60SQ 1987
スクエアーネック

GIBSON BR-9 1950s

GIBSON RB-800 1981
新品同様、極上コンディション

NATIONAL STYLE-0 1930s
渋く野太いブルージートーン

GIBSON LG-0 1966
枯れた軽いマホサウンド

GIBSON L-50SPECIAL 1940s
戦前もの、枯れた鳴り

GIBSON LG-2 1949
味のある大味な鳴り

GUILD D-25M 1982
ジャキジャキなパワフルサウンド

GUILD D-50 1969
サイドハカランダ、稀少珍品

MARTIN D-12-20 1967
華やかながら甘い響き

今回のレンタカーはシボレーマリブ、サイズは大きいですが、中身は大衆車クラスのようで、アメ車らしいトルクフルなパワーがありません。
加速は音ばかりでなかなか進みません。
常にアクセルをかなり踏まないと走らないので、ガソリンの減りが早い!
アイドリングストップが付いていますが、アメリカではほとんど燃費には関係無いですね。
もちろん、上級モデルのアメ車はトルクフルでゆったり走ります。見た目が大きいのでその気になりますが、車格はカローラ以下なんですよね。
でも、こういう車に乗れるのもアメリカに来たときの楽しみですね。

7月12日
ショーの初日で、主にディーラーやバイヤーのためのセッティング日です。
今回は朝からいつもの知合い達が来ていますが、アコースティックがほとんど買えませんでした。
参加ディーラーが減っているのと、これはという楽器がなかなかありません。厳しいかも!

今日の買い付け商品です。いつもより少ないし、低単価のものが多いです。明日は頑張るぞ!

MARTIN HD-28 1977
ヘリングボーン、野太い鳴り、極上

GRETSCH SYNCROMATIC 1950s
乾いたビンテージトーン

KEY CRAFT 1950s
雰囲気たっぷりの珍品

KALAMAZOO KG-11
軽快で渋い鳴り、極上綺麗

GIBSON J-45 1958
パワフルでワイルドな爆鳴り

GIBSON LG-1 1958
枯れた鳴り、綺麗

KALAMAZOO KG-21 1930s
稀少L-30スタイルアーチトップ

KALAMAZOO KG-14
L-00スタイル、枯れた鳴り

FENDER CHAMPION STEEL 1950s
貴重なビンテージラップ

FENDER CHAMP AMP 1976
オリジナルスピーカー

FENDER CHAMP AMP 1976
オリジナルスピーカー
今日、会場に持ち込まれた楽器です。
1920年代の00-45、極上コンディション、オリジナルケース付きです。ジョーンバエズと同じスペックで、驚くほど綺麗な保管状態です。
いちおう交渉中ですが、価格が!!さすが45、繊細で艶やかでいて乾いた伸びやかな鳴りにノックアウトされます。



左は会場近くのホテル、右は会場のEXPOセンター、天気が良くて暑い−−−

7月11日
ダウンタウンにある友人のお店に行ってきました。
フィラデルフィアダウンタウンは高層ビルの中にも歴史的な建築が残っていて、雰囲気の良い街です。




こちら、1942年D-28、オーセンティックかと思うぐらい極上コンディションです。もちろんオリジナルハードケース付き。
ほぼタイムマシーンコンディションと言える貴重品です。
価格は相談ですので、ご希望がありましたら。

7月10日
7月12日から開催されるフィラデルフィアギターショーのためにニューアーク到着です。
毎年必ず参加している、全米でも規模が大きいギターショーで、主催がアコースティックビンテージコレクターでもあるゲーリーバネットです。
アコースティックビンテージの貴重な楽器が入手できることが多いのが魅力のイベントです。
今回、事前に集荷、発送をお願いしていた日通フィラデルフィア支店で業務改革があり、日曜日の集荷が出来ないと、ギリギリになって連絡がありました。
別便の現地トラックを手配するか、航空券やホテルを延長して別に荷物用に部屋をとって月曜日集荷するか、もしくはニュージャジーやニューヨークの日通から来てもらえるかとやりとり中に見込みで日本を出発しました。
こちらに到着したら、日通さんから日曜集荷の手配がついたと連絡があり、ホッと胸をなでおろしました。
でも、ワシントン条約の輸出許可手続きがまだアメリカの役所からのめどが立たず、前回のアトランタのぶんもあわせて、いつ送れるか未定です。
アメリカの環境保護局ワシントン条約課では最大6か月かかるかもなんてとんでもないことを言ってるみたいで、困ってます。
とにかく、良い楽器を買い付けすることが一番ですので、明日から頑張ります。

夏休み時期で、フライトは満席でした。
とりあえずホテルでBBQリブとコロナビール、今日は早く寝ます。



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