ダラスギターショー買い付け情報
毎年5月最初に開催される、全米最大規模のギターショーです。貴重なギターの持ち込みがあることで、欠かせないショーの一つです。
ダラスダウンタウン近くのマーケットホールで、大変広い会場いっぱいにディーラーブースがあり、横の野外や中のステージではライブ演奏が行われていてにぎやかです。

今回の買い付け商品です。

GIBSON B-25NT 1968
綺麗なガードロゴモデル

GIBSON J-45 1950
スモールガード、テーパーヘッド、爆鳴り

GIBSON LG-1 1957
軽快な鳴り、綺麗

GIBSON LG-1 1961
綺麗、軽く鳴りが良い

MARTIN D12-35 1975
ピカピカのオリジナル極上品

GUILD M-20 1962
超初期ギブソンタイプヘッド、綺麗

GIBSON J-45CS 1961
ワイルドサウンド

MARTIN 0-17 1906
アディロンダック、ハカランダ

GIBSON L-7 X-BRACE FANCY 1935
ファンシーインレイ、Xブレイシング、レア

GIBSON A-50 1940s
トーチヘッド、ニックルーカスインレイ

WASHBURN 1897STYLE 1900s
綺麗、ハカランダ

GIBSON F-12 1960
F-5のシンプルモデル、音良い

GIBSON LG-1 1954
スモールガード、軽く厚みの鳴り

GUILD D-25M 1979
綺麗、タグ、ジャキ鳴り

MARTIN STYLE-A 1960s
極上、豊かな響き

GUILD F-47 1966
希少60年代スペック、鳴り良い

MARTIN D-12-35 1967
鼈甲色ピックガード、Tバー、豊かな鳴り

GIBSON J-45CS 1964
大味でいて泥臭い鳴り

MARTIN D-28 1966
綺麗、圧倒的な音の良さ

GIBSON L-1 1928
最初期のアーチバックモデル

GIBSON B-25NT 1966
ナローネック、綺麗

EPIPHONE RECORDING NEWYORK 1940s
写真でしか見たことの無い超希少モデル

ペグのみ交換、極上コンディション、悠久の鳴り
オリジナルハードケース

GIBSON J-45 BANNER MAHO-TOP 1943
極太ネック、枯れた大味で豊かな鳴り、綺麗な状態

4月30日

今回は羽田からサンフランシスコ経由でダラス入りです。
しかし、サンフランシスコに着陸後、ゲートの不具合で滑走路で90分以上待機、やっと降りたらイミグレーションが長蛇の列、大変な混雑で通過にさらに60分、バックを受け取った頃には乗り換え便が出発した後でした。
急遽、カウンターでダラス便の手配をしましたが、結局無く、ヒューストン乗り換えの便を手配、ダラスには夜の12時近くの到着になりました。
疲れた!!

5月1日、2日、4日

1日に搬入、チェックインして買い付けスタート、思ったほどディーラーのアコースティック持ち込みが無く、厳しいスタートでした。
2日は午前中がセッティング、業者日で、午後から一般入場でしたが、激しい雷雨が1日中続いて、一般の来場はほとんど見られませんでした。

HERITAGEオークション出品予定のD-45 1939年です。
スタートは150000ドル(2200万円)ですが、いくらまで行くことやら。
ちなみに落札者には25%の手数料がかかります。
楽器はかなり良い状態ですが、古い年代にサイドバックはリフィニッシュ、トップもオーバースプレイされているようです。
見た目に違和感の少ない、渋い仕上がりで、音や価値を大きくスポイルするような作業ではありません。
オリジナルD-45ではかなり状態が良いほうだと思います。


1800年代後期、オリジナル0-42象牙ペグ、象牙ブリッジ、フルオリジナルコンディションです。
友人から紹介を受けました、興味のある方はいらっしゃいますか?

3日は良い天気に恵まれましたが、来場者数は去年より少ない感じでした。
ギター、楽器の持ち込み客も少なく、買い付けは厳しいです。











野外は2ステージ、室内に1ステージがあり、バンドの熱い演奏が続きます。

ギターショー会場近くのメキシカンで食事をしました。デザートにケーキを注文したところ、巨大なのが出てびっくり。
横に見えるコーヒーカップも日本のものより大きいですので、比べるとその巨大さがわかると思います。
しかも、甘ーーーい!
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